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2011年5月31日火曜日

今、フリージャーナルが最高に面白い!


今、新宿の居酒屋で行われている「原発怖いぞコノヤロー交流会」をU-Stream(IWJ)で観ている。飲み会だよ?その飲み会を放送している。そしてその放送がたまらなく楽しい。素人だけど何かを自分達で行動を起こすために参加している人々の熱い心を観ていて、感じ得るものが多いからだろうね。実はこの飲み会は今日の夕方にTwitter上で知っていて、行きたいなぁと思っていたが金欠のため参加を断念した。ちきしょ~ToT

岩上安身さんの魅力は、深い知識に裏付けられたトーク力や司会力もそうだが、この様に「一般市民を報道メディアに導き行動を後押しする」ジャーナリズムの革命を起こしている事だ。凄いよ、この活動力。この活力があれば、今の閉塞感極まりない状況を一般市民がぶち壊すのではないか、と思えるのだ。僕はデモに関して未だに二の足を踏んでいる状況だが、早いうちにぜひぜひ参加したいと思っている。もう政治家が主導して物事を起こすのではなく、素人(一般人)が世の中を変えるのだ!

今、放送内で「和光大学・原発を考える」の話をしている女子大生が映っている(かわいいし♪)。でも、本当に僕の姪っ子を観ても思うんだけど、今の若い子は本当に真面目な子が多い。姪っ子(大学3年生)もボランティアサークルに所属していて、Twitterが持つ力を熱く語っているもんなぁ。この前飲み会で久々にキャバクラに行ったんだけど、そこで僕の隣に座った娘と、何故か「原発・震災・資本主義」について妙に気が合って盛り上がっちゃったんだよ。その娘も真面目だったね。

岩上さんの放送は、この放送のように時々とてつもなく面白い放送を観る事ができる。でもチャンネルが多すぎる事と時間が長いので(笑)なかなか観る事ができない。でもIWJはこれからも応援していきます。だって一応サポーターだからね(何もしてないけどww)


もう一つ、僕が毎週かかさず観ているサイトがある。神保哲夫さんと宮台真司さんの「マル激トークオンディマンド」だ。今年に入ってからのマル激のクオリティは半端ない。毎週本当に楽しく拝見している。今週も「フェアトレード」の話を専門家の方と語り合っています。彼らの素晴らしい所は、あくまでジャーナリズムは中立の立場で、また他のジャーナリズムとは一味異なった報道内容を心がけている事です。また番組の内容の質が常に高い事、神保氏や宮台氏の懐の深さをまざまざと見せつけてくれる。考え方としては僕は神保氏・宮台氏に近いと勝手に自負しているのだが、彼らも日本の誇るジャーナリストですね。(宮台氏は本来学者さん)

70年代のロックで例えると、岩上さんは「ライブ内容は日によって差があるが、時にとてつもなく素晴らしい歴史に残る伝説のライブを行うエアロスミス」、神保さん&宮台さんは「毎回安定した素晴らしいライブを提供するキッス」という感じですかね。勝手に書いてますが(笑)

他にも青木理さんや田中龍作さん、元弁護士の日隈さん、江川しょうこさん、上杉隆さん、寺澤有さんなどなど、素晴らしい活動をしているジャーナリストが数多くいる。全ての方の全ての意見が僕と合うわけではないが、彼らが日本の常識とされる「固定的概念」以外の情報を補完してくれている。そのような活動がなければ、素人の気付きがここまで広がらなかったと思う。それだけでも素晴らしい事ではないか!

2010年12月31日金曜日

フリージャーナリストを応援したい

すんごい久しぶりのブログなんですが...
今年はいろいろ新しい事を学んだ1年でした。政治家は実は然したる権力を保持していない事、Twitterという受信・発信の素晴らしいツールを知った事、そして何よりも世の中にはTV・新聞の他に、ブログ・書物・ネットでの素晴らしいフリージャーナリズムが存在していると知った事である。
世の中にはTVや新聞で表す事はない事実がある事は、何年か前から知っていたが、それは1部趣味的な、何とも親切なブロガーの方だけだと思っていたが、昨年普天間問題でネット検索していて偶然知った「きっこのブログ」が、更に僕がフリージャーナリズムを知る大きなきっかけとなった。
ざっと挙げて(敬称略)、The Journal、天木直人、田中宇、神保哲夫、宮台真司、上杉隆、岩上安身、田中龍作、青木理、寺澤有、副島隆彦、植草一秀...。そしてきっこやRollingBeanなどに代表される優秀なブロガー達。全部読みきれない、見切れない位。また、Twitterでの新しい情報も収集できる。本当に新聞やTVを見なくなった。(といっても、根っからのTV人間だった僕は新聞・TVを完全否定するわけではないが)
これだけの優秀な情報を見るだけでも、一つわかったことがある。それは「情報は全て鵜呑みにしてはいけない」という事である。事実はどこまでか、事実に基づく情報分析はどこまでか、また感想はどこまでか、そして重要なのは「自分はどう感じるか」である。僕を学びの世界に引きずり込んでくれた事を大いに感謝したい。
先日ニコニコ生放送で、田原総一郎(なんだかんだ言ってこの人の番組観るんだけど)司会の「2010年こんなジャーナリズムで大丈夫か?」という番組を行っていた。そこで青木理さんがこんなニュアンスの重要な発言をしていた。「取材には時間やお金がかかる。しかもその記事が一般受けしない事もある。なんだかんだ言って最後に生き詰まるのはお金の問題なんだ」。これはとても重要なポイントだ。特に青木さんのように警察・刑務所など、かなり暗部に入り込んだ、あまり人が寄り付かない、しかし重要な記事にはあまりお金が流れない。ジャーナリズムに限らない『仕事内容による収入の差異』の問題だ。このような理由で、手間のかかる行為を放棄し人受けが良さそうな報道に流れていく事は日本にとって損失ではないかと思う。日本にある有益なジャーナリズムを知らしめたり、金銭的なハブになれないか?というテーマを、来年真剣に考えたい。

2010年9月29日水曜日

軟式ツイートを支持します! ~今、時代は人間系Part2~


おぉ、2日連続の投稿だ。初めてではないだろうか?...と書き始めた投稿が過去にもあるような...
今日は、前回同様にある本の事を書き連ねようと思う。「ツイッター軟式革命-今、Twitterで何が起きているのか」である。
実は僕はTwitterもそこそこやっている(まだビギナーなのだが)。フォローを増やし、それなりにタイムライン(TL)にツイートが流れるようになったある日、僕が所属している会社と思わしきアカウントがTLに飛び込んできた(実は僕はその会社から子会社へ出向している)。結構硬いイメージと思っていた会社が何ともゆる~いツイートを流していて「な、なんだぁ??」と思った。いろいろ調べていくと「企業の軟式ツイート」と言われている事がわかり、その軟式ツイートを題材にした本が出版されるというらしい。これは買いだ!と購入。また早速Twitterにて「軟式」という言葉を生み出した作者:吉川漂(@HyoYoshikawa)さんをフォローした。
確かにテレビCMでは軽いノリのものが昔からたくさんあるし、またメルマガやHPなどでも”くだけた”言葉使いが飛び交っている。だがあくまでも「商品の売り込み」という線は崩さなかった。しかし、Twitterでの軟式ツイートではその「商品の売り込み」すら感じない「おは洋行♪」とか「ありカトキチ」なんてコメントが流れているのだ。単なる”企業名のすり込み”の連続・たまに”商品等のコマーシャル”。この「押し付けがましさのないコマーシャリズム」は、実は今の時代にとても適合していると僕は思う。
20年ほど昔の話になるが、僕は就職活動で、ある広告代理店に面接に行ったことがある。その時大学のOBの方から「今のCMや広告をどう思う?」と聞かれ、思いっきり「つまんないです」と答えてあっさりと落とされた(笑)。でも当時流行っていた”単なるイメージCM”(商品と全く関係のないイメージビデオ+最後にとってつけた会社名or商品名の表示)にかなりの違和感を持っていた。アメリカのCMなどを見ると、アメリカンジョークを交えて商品を語り、あくまでも商品が前面に出ているので「これが理想だよなぁ」と感じていた。その内に、今度は日本のCMやテレビ番組にやたらとくどくどしい説明が入ったり、相変らず安易な有名タレントを使ってイメージ戦略を行ったり(それなりに面白いCMもあるが)本来あるべき本線を相変らず逸脱しているコンテンツが多いなぁと今日まで思っていた。(でもIPhone4のテレビCMなんてかなり好きですけどね、ってどっちやねん^^;)
そんな中でのこの「軟式ツイート」である。確かに商品販売という意味では本線を逸脱している。しかしかなり強烈に企業名が頭にインプットされる。違和感もなく。何が既存広告と違うのか?結論的に「押し付けがましさやあざとさが無い」事に帰着するのです。これって実は日常の買い物でも言える事なのだ。「買って買って<(__)>」という態度には人間は思わず退く。しかし「気に入ったら買ってね♪」なんていう貪欲さの無さに逆に気を取られるものだ。しかもその営業マンがやたらとその商品に詳しければ「あぁ買おう」となる。僕はこの手でどれだけのモノを購入してきたことか。ベッド・車・食器洗浄機・マンション(!!??)
そしてTwitterの特徴である速攻通達性・親近感・個別対応性などが加わる。そして人間性も加味できる。今までのコマーシャリズムの固定概念を崩して考えれば、こんなに有効なコマーシャルツールはないと判るのだ。
この本の話に戻ると、各会社の担当者(及び教授1人)は自主的にTwitterでのコマーシャルを打ち出した方々が多い。また共通している点は「現場主義・顧客視線」だ。潜在需要先にこそ売り込み先がある。商売の基本だ。潜在需要先=ユーザー。つまり「現場主義・顧客視線」に立つ事は本来のあるべき姿。これは即効性のない遠回りな道。売上げ数値にはなかなか反映されない。でもこれを繰り返す事が骨太企業を生む秘訣なのではないだろうか?
結局は純粋な「人の行動・気持ち・知識・技術」なのですよ。作者の吉川さんは、これらを各担当者とのインタビューで表面化させ、あとがきでこれらをこのような言葉で表現している。
瞬発力
柔軟さ
ユーモア
仕組み
無責任ではないこと
誠実であること
臨機応変
センス
コラボ
芯をずらさない
ゆらぎ
境界
...なんて自分の行動を反省させられる言葉群であろうか。日本の企業はまだまだ磨き上げる余地は十分にあるのだ。それは「経済成長」なんて取って付けたような言葉では表現できない「人間力」なのです。

PS:吉川漂さん(@HyoYoshikawa)、やっと読み終わりました。でも本の内容を深く理解しようと2回読んだんですよ。(言い訳ww)

2010年8月31日火曜日

神保哲夫さんと宮台真司さんを支持します!

本日、正式に(?)小沢さんが民主党代表選出馬を発表しました。何か日本が変わるかな?期待が大きいと期待はずれの際に失望が大きいので、冷静に今後を見守ろうと思います。
今日は、私が政治に深く興味を持つきっかけを作ってくれた方を語ろうと思う。宮台真司さんである。本のタイトルが興味深かった「民主主義が一度もなかった国・日本」が宮台さんを知るきっかけだった。(どうでもいいが私は福山さんには然したる興味はない(笑))衝動買いして読み、宮台さんの何とも言えない「上から目線発言」の数々に惹かれたのだ。宮台さんの人物像を知ろうと調べていたら、「マル激トーク・オン・ディマンド」と神保哲夫さんを知る事となったのです。最初は無料放送(特に「普天間基地移設問題」特集は面白い)を視聴していたのですが、2ヶ月前ほどかな?有料会員になりました。神保さんは宮台さんと違い、冷静沈着かつシニカルな(笑)トークを炸裂させながら司会進行を行っていきます。彼はじっくりと語る事が得意なようで、「ニコ動」などのうるさ型面子が集うトーク番組では影が薄いのですがW、それもある意味彼の良い部分ではないかと思っています。そして、宮台さんの問答無用トーク!でも、宮台さん神保さんが訴える「市場原理主義でもない、社会主義でもない、中道の共生社会」というメッセージは、今の日本にとって一番大切な視点ではないかと思うのです。彼らの著書は、「民主主義が一度もなかった~」以外に読んだ事はないのですが、機会があれば読んでみたいと思っている今日この頃です。
~菅総理の出馬宣言をマル激(UStream)で見ながら書き連ねました~

2010年8月17日火曜日

天木直人さんと田中宇さんを支持します!

...またまた随分久しぶりの投稿になってしまった。44歳にもなって、この「成り行き任せ」の性格は何とかならないものだろうか...
今日は、最近好きなジャーナリスト2人の事を書こうと思う。何故かというと、本日有料メルマガ(有料記事)に登録したからなんだけど(笑)
1人目は、天木直人さん。元外務省・元駐レバノン特命全権大使だった方だ。小泉首相時、アメリカの中東(アフガン・イラク)攻撃における日本の後方支援に対して反対の意を訴え、外務省を追い出された方である。「さらば日米同盟」を読んで面白かったと同時に、とても正義感に満ちた文面に共感したものだ。
2人目は、田中宇(たなかさかい)さん。インターネットを通じて諸外国の文面を読み解き紹介するだけでなく、独自の視点と予想を込めて記事を配信している。「日本が対米従属を脱する日」は、他のジャーナリズムにない独自の観点で現状の世界情勢を知らせてくれている。
2人に共通している点は、日本の現在の外交に対して(特に日本の対米従属)強く警告を発している点だ。テレビなんかでは絶対に知りえない日本の事実をこの2人は教えてくれる。「メディアの報道を真に受けず、自分で感じて解を出せ!」と訴えかけているようだ。今の日本の状況を打破するには、何かに頼るのではなく自分自身の判断で行動すべきだと強く感じる今日この頃である。もっともっと勉強が必要だな、俺は。
天木直人さんのブログ:http://www.amakiblog.com/
田中宇さんのHP(国際ニュース解説):http://tanakanews.com/