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2011年9月17日土曜日

毛皮のマリーズの解散 (T_T) orz に思う



もうCDを買うのは少しの間やめようと思う。最近あまりにも買い過ぎだ。買ったCDをまともに聴いてもいない。なのになんで買うの俺は?アホちゃうか?

実は僕は9月から月にCD購入は1枚までと決めていた。買ってまだ聴いていない作品もあるし、過去に購入した作品でまだPCにダウンロードしていない作品も沢山ある。そういう作品をじっくり聴きながら、あくまでも最近の動向をウォッチする程度に作品を購入しようと思っていたのだ。やはり1枚1枚愛情を持って聴きたいからね。しかしそんな僕の決意(?)を吹き飛ばす事件が起きた。毛皮のマリーズ解散の知らせだった。今月6日に後輩から解散という情報をもらい『まぁネタだろうww』くらいに考えていたら本当だっていうので、こりゃ早く聴かないと!!と、発売開始当日に会社近くのRECOfanへ直行!輸入CD200円引きサービス継続中もあって全部で4枚も購入してしまった。RECOfanのイケズ(T_T)。そして最終作品『THE END』を早速聴いた。今も聴きながら書いている。これで聴くのは4回目だ。

まずもって、前回『ティンパンアレイ』が発売されたのは今年1月。随分早いペースで作品を発売するのだな・・と思っていた。ファンとしては嬉しいが、その分アーティストとしては負担になるだろうに。それに『ティンパンアレイ』は作品としてはかなり高いレベルの完成度だと思っていた反面、バンドとして冒険的作品だったと感じたので、今回の作品は「きっと昔帰りしてパンク・ロック傾向の強い作品になるのではないかな?」と想像していた。しかし作品発売前に見た雑誌の記事には「悲しみをテーマにした作品」との志摩くんのコメントが書いていたので、『あら?前作品と同傾向の作品なの?』と少し意外だった。そして聴いた後での感想は。。。

ちょっと作品発売と結論を急ぎ過ぎちゃったんじゃないの?

というのが率直なところ。『ティンパンアレイ』同様、『THE END』もかなり良作品とは思うけど、前作に比べて少し作品全体が軽いかなぁ?という感じ。いや、いい作品とは思うけど、もっとじっくり作っても良かったんじゃないかねぇ。そして多分志摩君にもかなりプレッシャーがあったんだろうね。過去のパンクロック傾向に行けない自分・それにも拘わらずファンの希望とは相反する、みたいな。まぁどのロックバンドも必ず音楽傾向は変えていく。ストーンズだってビートルズだってツェッペリンだってエアロだってそうだ。プライマルスクリームなんてコロコロ変わるしレディオヘッドなんてどれが彼らの本当の姿なの?と思うくらい。むしろバンドの音楽傾向が変わらないバンドの方が魅力ないよね。しかしファンは何故か固定イメージを抱き続ける。そこに対する葛藤を感じたんじゃないのかねぇ。また志摩君が、希望する音楽がバンドという形態から外れたと考えたのかもしれないね。

しかし残念だなぁ・・・いいバンドを見つけたと喜んでいたから・・・

でもこの事実を受け止めるしかないよなぁ。今後の志摩君の活動を期待しています。

あっそうそう、同時購入の3枚の内、2枚を聴いたけど最高だった。またその作品の詳細はいずれ。

・・・うーん、でもSuperHeavyやClapYourHandsSayYeahも買いたいし、Metallica&LouReedも聴きたいしなぁ。山中千尋も良かったしなぁ。・・・よし!エアロの新作が出るまで買わない。全部一緒に買う!・・・本当か??





『Mary Lou』

『愛のテーマ』

2011年6月29日水曜日

オナニーマシーン♪ ~下ネタだらけ~



僕は最近お昼休みに散歩がてら会社近くのTUTAYAまでブラリと当てもなく行くことがある。特に目的があるわけではないが、時々レコード店同様に掘り出し物!を見つけることがあるので楽しい。その日も店の中を俳諧しながら「あ~、この映画面白そうだな」とか「へー、倖田來未が新作出したんだ♪」とか思いながら見ていると、ふとあるバンド名が目に飛び込んできた。

オナニーマシーン
オナニーマシーン...
お、お、オナニーマシーンだぁ!?

通称『オナマシ』だって。なんだコイツラ(爆笑)

なんとまぁお下劣なバンド名なんだよ^o^。ひねりもなければシャレもない。そのまんまのバンド名。こいつら、全く売れようという気が無いなww。作品の発売日などを見ていると、サンボマスター辺りと同世代のようだ。僕は数年前にアジカンやサンボ・銀杏BOYZを聴いたとき、『日本のロックはこんなに進化したんだ!』と感慨に耽ったものだが、オナニーマシーンは知らなかった。いやいや、まだ俺も勉強足りないね。全然知らなかったよ。こんなヘンなバンド名の連中も同世代か...気に入った!!!とその場で2枚レンタルした。次の2作品だ。
『片思ひ』
『義男』

2作品を聴いた感想。「最高だ~!!!歌詞はど~しよ~もないけどorz」。最初から最後までオナニー・ち○ぽ・S○Xのオンパレードである。新宿2丁目のオカマバーの店員かよwwwみたいな。これじゃ家族の前で聴けないじゃん(泣)しかし演奏はキレがあっていいね!さすが直感で気に入っただけの事はある。なんて。

機会があったら聴いてみる価値は十分。『義男』はロック魂炸裂で最高!!って感じだし、『片思ひ』はさすが一旦発売中止になっただけのことはある(笑)。だって1曲目の「タマしゃぶれ!!」なんてビートルズの「Twist and Shout」の替え歌なんだけど、これポールマッカートニーや今は亡きジョンレノンが聴いたら怒り狂ってぶん殴られるぞ^o^ 。6曲目と8曲目ではベイシティローラーズ(なっつかし~♪)やアニメまで敵に回している。はっはっは。ライブも最高そうだね。多分若い頃に聴いていたら思いっ切りハマッてライブに行きまくっていたと思うね。これだから日本のロックは捨てがたい!!


2011年2月14日月曜日

毛皮のマリーズ♪ ~日本の若きロック魂~

 実は最近、僕は日本のとあるロックバンドにハマっている。かなり宝物発掘!という気持ちになっている位に気に入っている。そのバンドが「毛皮のマリーズ」。 昨年の10月末、他のアーティストの作品を購入するためにTowerRecordに立ち寄り、何気なく新作コーナーに目をやった時、目に飛び込んできたのが発売直後のシングル『Mary Lou』だった。ジャケットデザインもいいし店の評価も高かったので、ちょっと聴いてみるかと視聴。おお!1曲目の『Mary Lou』は昔を想わせる甘いポップス風、2曲目の『コミックジェネレーション』はストレートなロック曲。どちらかと言えば2曲目を気に入って、即購入。(ホント俺って衝動買いが多い^^;)それからyoutubeで視聴したり、雑誌なんかで調べて彼らがインディーズ時代から評価の高いロックアーティストだった事を知った。(その前まで全然知らなかった。本当に日本のアーティストに関しては情報が疎いのですワT_T)しかし、中々家で聴く機会も取れず、購入後は実は一時放置していたのだ。 このバンドにハマったのは、昨年末に家で一人で居た時に「そういえば、毛皮のマリーズのシングルなんて買ったわね~」なんて感じで軽く聴いた時からだ。うおお!!こりゃいいわ!!いや、実は購入時もかなり「いいわ!!」と思っていたのだが、すっかり忘れておったよ、この感覚を。てなもんで、今年に入ってから購入+レンタルで全作品をコンプリートした。 彼らの良いところは、「過去からの曲のパクリが絶妙」なところだ。ボーカルの志磨遼平くんもはっきりとそれを認めている。しかしこの「パクリ力」は素晴らしい。パクリだけではないですけどね、当然。志磨くんは天才だと思います。 全ての作品を聴いてみて、僕の中でこれ!と思うのは、「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」 と 最新作「ティン・パン・アレイ」 だね。2作品はかなり作風が異なるけど、「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」はハードロックとして、「ティン・パン・アレイ」はポップミュージックとして秀逸。特に「ティン・パン・アレイ」は我が家のかみさん・子供達ともに気に入っており、僕の音楽趣味である「ロック」の中では唯一といっていいほど容認されている。大袈裟ではなく日本音楽界の傑作と言って良いと思います。下の2曲はこのバンドの代表的な曲だけど、本当は『Mary Lou』と『愛のテーマ』を挙げたかったんですけどね。動画がまだUPされておらず。残念。

2010年11月10日水曜日

銀杏BOYZ♪ ~聴くと何故か涙が出てくるアーティスト Part1~

ここ最近あまり名前を聞く事がない銀杏BOYZの事について書いてみたいと思います。僕がこのバンドを知ったのは、確か2005年の初旬だったと思います。その3か月くらい前に、コンビニでなかなか生きのいいロックバンドの曲が流れてきたのを聴いて「お!日本のロックも捨てたもんではないぞ」と興味を持ち、そのアーティストを探す事を始めたのです。(曲の印象もおぼろげなのですが、きっとサンボマスターの「美しい人間の日々」だと思うんだけど^^;)最初にアジアンカンフージェネレーション・次にサンボマスターを見つけて視聴しながら「おお、いいじゃん!」と聴き入り、最後に銀杏BOYZの『DOOR』を視聴したのです。3曲目まで聴いて「..こりゃあ今の俺(当時39歳)にはついていけない世界だ..」とぐったりしていたのですが、何故か聴く事をやめませんでした。何故なら僕は学生時代から「スターリン」とか「アナーキー」などというパンクバンドも愛聴しており、年齢的についていけない世界ながらも実は割と嫌いじゃない曲風だったので。(でもこの開始3曲はかなりドロドロしてるけど)で、4曲目がダメなら聴くのをやめようと思っていたら『援助交際』(まずいタイトルだよなぁ)を聴き「あっいいじゃん!歌詞は問題ありだけど」と一気に好評価になったのでした。隣に『君と僕の第3次世界大戦的恋愛革命』が置いてあったので、店のお勧め曲『BabyBaby』を聴き、このバンドがすっかり好きになりました。でも小さな子供を持つ僕としては、家では中々聴けない歌詞内容なので(^^;)買う事はためらったのですが、3日後には買っていました。ははは。ヘッドフォンで夜にひっそり聴いたりしていましたねぇ。(今もですけど^^;)
このバンドの特徴は、クソミソに酷い歌(エログロ系)・ノリのいいパンク系ロック・美しい曲がはっきりと分かれる所です。こんなバンドは他にはないでしょう。また、どの曲も歌詞に本音を吐いています。人間の汚いところ・だらしないところ・怖いところ・などなど。なのでこのバンドを聴いていると、自分の中の人間の本性・本能・弱い姿をえぐり出されるような気になり、何故か自然と涙が出てくるのです。不思議です。 下の3曲は、上記2アルバム以降に発売されたCDシングル曲です。『DOOR』に比べてかなり洗練された曲ですが、この曲を聴いても十分このバンドの特徴は掴めるかなと。でも、僕の中での銀杏BOYZは『DOOR』に集約されていますね。ドロドロな世界です。また、お勧めの曲と聞かれたら『君と僕の第3次世界大戦的恋愛革命』に入っている『東京』という曲を勧めます。泣きます。