シブヤ大学に、先週土曜日(8月4日)初めて参加してきました。シブヤ大学は昨年にその存在を知ってからずっと行ってみたかった所でした。僕自身、大学時代は遊びは充実していたけど学問に対してはからっきしだったので、学問に対しては今一度深く付き合いたいと思っているし(生涯学習だ!)、何しろ若い人達との時間を作りたかったから。シブヤ大学のコンセプトや狙いも、いいなと思っていました。
僕が参加した授業は『生きるように働く』というものでした。最初は12日にある『うちわのつくり方』に娘と参加しようと考えたのですが、娘に「行かん!」と拒否され(T_T)、また最近仕事に対して少し見つめ直したい気持ちにもなっていたので、この授業に応募しました。『東京仕事百貨』の中村健太さんが講師を務めました。僕より13歳も若いのに、人生経験や行動実績が僕より遥かに豊富なので、聴いていてかなり自分が情けなくなりました。僕は何から変えていけばいいのかな?でも、自分の思いに忠実に、地道に一つ一つ積み重ねるしかないのかな?とも思います。まだまだ人生これからですからね!
いろいろと楽しいお話をしていただいたのですが、一番印象に残ったのは『あきらめた事がある人は面白い』という言葉でした。「あきらめる」とは今まではネガティブにしか捉えられなかった言葉ですが、こんなにもあきらめる事をポジティブに表現している言葉を聴いたのは初めてでした。でも、よく考えれば、僕は子供に「何でも進んで自分でやってみなさい」と常々言っています。それは「何でも自分の手でやってみる事で、失敗を重ねたり成功したりする事を積み重ねる事で自信が生まれたり、人に対して優しくもなれる」という考えからです。それは僕が歩んできた人生で、僕が学んだ事だから。教師になる事を諦め、会社では仕事で大きな失敗をして部署を変えられて一度大きな転換を迎えた事もありました。昨年は出向会社が倒産し、さみしい思いもしました。こうやって書いてみると、華がない社会人人生だなぁと感じます(苦笑い)。しかし僕は社会人になってから23年、着実に経験を重ねて強くなったように思います。まだまだだけどね。そうだよな、そうやって考えてみると、ある意味幸せな歩みなのかもしれないね。
また是非参加したいと思います。色々とサークル活動もあるみたい。ちょっと考えてみようかな?なんて(笑)。また、来年から渋谷にキャンパスが変わる姪っ子を誘ってみようかな?とも考えています。
2011年10月3日月曜日
先週の回想
いやぁ、先週は肉体的にハードだった。3連休に梨園の手伝いをした疲れが火曜日あたりからドッと出て、火曜水曜と眠いのなんの堪らなかった。情けないね。また疲れが何日か後に来るのも歳を取ったからなのかね?いやだねぇ。しかし先週は役所に納品する締切だった。半月前に営業担当のOさんから「9月中にお願いしますm(__)m」と言われたときはオイオイと内心思ったが、前もって作業していた事で何とか乗り切ることができた。(自慢...)やはり毎日コツコツ努力する事が大切ですな(自慢...)
そして1週間前の出来事をこうやって回想しながら書いているのだけど、ブログってこういう形で思い出しながら書くものなのかね?(笑)何かもっと毎日コツコツとその日のうちに書くもののような気もするけど、先週はいろいろあったし、忘れないうちに書こうと思う。
水曜日は所属の部長さんが事務所に来て「飯に付き合え!」と言われ、東京の開発部メンバー3人と部長の計4人で夜9時から飯に行った。9時から飲み始めるなんて久しぶりだったな。うるさい酔っ払い連中と同じ座敷になったけど、何だかんだダラダラと2時間ほど飲んだ。帰りの電車は眠かったな(笑)
木曜日は営業会議があり、夜は飲み会が決まっていた。僕は納品物を仕上げるため営業会議には参加できなかったが、久々に予算を達成し、前向きな意見も出た会議だったらしい。活力でてきたかな?いい事だ。飲み会までには何とか作業を終え、すっきりした形で飲み会に参加した。疲れていたけど楽しかった。2件目はカラオケ。「中々話し合えない地方営業メンバーもいるのに、カラオケかぁ。。。」とも思ったけど、店に入れば大騒ぎだ。オッサン6人のパワーが爆発していた。
でも終電間際の電車に45分以上乗って帰るのは結構きついね。あぁ、会社がもっと近くにならないかな?...無理か。
2011年7月7日木曜日
チャンス到来!?
新しい事務所に移転して4日目。少し通勤や事務所内での仕事にも慣れてきた。何せ今まで280㎡あった事務所がいきなり70㎡の部屋に押し込められたのだから。その中に15人が座り、そしてコンピュータも沢山置いている。何とも狭苦しい。トイレに行くのも椅子と椅子の狭い空間を潜り抜けて行かなければならないので大変だ(^^;)。
今回の出向先の会社は今までいた会社とかなり違っていろいろと制約が厳しい。例えば会社のLAN環境はイントラネットで常に本部に監視されており、個人使用でのwebメール・Twitter・FaceBookなどは堅く禁じられている。「そういう事は家に帰ってからやりなさい。」というわけだ。また会社メール(MicroSoft OutLook固定)での個人使用(友人とのメール通信)も原則禁止である。堅いんだよなぁ。でもその代わりに会社に居る時間は仕事Onlyと割り切りも出来る。もう僕はいい年齢なので(笑)その方が良いのかもしれない。開発手順に対する手続きも多い。やたらと上司への承認が必要になる。稟議書提出や要求定義書、詳細設計書を用意しないとプログラム作業に入る事も許されない。その面においても、今までがあまりに馴れ合いで且つやっつけ作業的だったのでむしろ勉強になって良いのかもしれないね。まぁ自分の所属会社もそのように堅いステップを要求するからね。開発手順・商品品質確保に関しては、それが当然なのかもしれない。だから実に勉強になる。今まで我流でこなして来た開発作業を一からやり直すつもりでいろいろな技術や方法論を吸収しようと思う。
そして、引越し先の近くにある老舗の機械メーカーから売り込みが来た。「ウチの機械から出力されるデータを解析して様々な結果を出力するソフトを組んでほしい。」環境・治水・防衛など、様々な分野で活躍できる機械なのだが、今は単純なアウトプットをダンプするだけで、その後は使用している業者でその数値を業者が出来る範囲で利用しているらしい。しかもその機械群は全てほぼ独占販売状態。確かにあまり数が出る機械ではないが、官庁や役所・ゼネコン・学校などで着実に売れていく。その機械をもっと拡販するためにソフト込みで販売したいとの事。しかも営業や開発に関して社員を募集しているのだが地味な会社なので若い子が入社しないらしい。おぉ!!もらったよその仕事!!まずは稟議書を作成して開発稟議を通さなきゃ。面白くなってきた。体調に注意して頑張るぞ!
今日は七夕。短冊に「家族みんながいつまでも健康で幸せであります様に」と書いた。昨日も調子が悪くなった。今もあまり体調万全ではない。本当に健康が一番だね。家族の為にも注意しなくてはいけないね。
今回の出向先の会社は今までいた会社とかなり違っていろいろと制約が厳しい。例えば会社のLAN環境はイントラネットで常に本部に監視されており、個人使用でのwebメール・Twitter・FaceBookなどは堅く禁じられている。「そういう事は家に帰ってからやりなさい。」というわけだ。また会社メール(MicroSoft OutLook固定)での個人使用(友人とのメール通信)も原則禁止である。堅いんだよなぁ。でもその代わりに会社に居る時間は仕事Onlyと割り切りも出来る。もう僕はいい年齢なので(笑)その方が良いのかもしれない。開発手順に対する手続きも多い。やたらと上司への承認が必要になる。稟議書提出や要求定義書、詳細設計書を用意しないとプログラム作業に入る事も許されない。その面においても、今までがあまりに馴れ合いで且つやっつけ作業的だったのでむしろ勉強になって良いのかもしれないね。まぁ自分の所属会社もそのように堅いステップを要求するからね。開発手順・商品品質確保に関しては、それが当然なのかもしれない。だから実に勉強になる。今まで我流でこなして来た開発作業を一からやり直すつもりでいろいろな技術や方法論を吸収しようと思う。
そして、引越し先の近くにある老舗の機械メーカーから売り込みが来た。「ウチの機械から出力されるデータを解析して様々な結果を出力するソフトを組んでほしい。」環境・治水・防衛など、様々な分野で活躍できる機械なのだが、今は単純なアウトプットをダンプするだけで、その後は使用している業者でその数値を業者が出来る範囲で利用しているらしい。しかもその機械群は全てほぼ独占販売状態。確かにあまり数が出る機械ではないが、官庁や役所・ゼネコン・学校などで着実に売れていく。その機械をもっと拡販するためにソフト込みで販売したいとの事。しかも営業や開発に関して社員を募集しているのだが地味な会社なので若い子が入社しないらしい。おぉ!!もらったよその仕事!!まずは稟議書を作成して開発稟議を通さなきゃ。面白くなってきた。体調に注意して頑張るぞ!
今日は七夕。短冊に「家族みんながいつまでも健康で幸せであります様に」と書いた。昨日も調子が悪くなった。今もあまり体調万全ではない。本当に健康が一番だね。家族の為にも注意しなくてはいけないね。
2011年7月3日日曜日
会社事務所の引越し作業 ~さようなら門前仲町~
先週金曜日から今週土曜日まで、殆どが事務所の引越し作業に終始した。先輩が新規購入物や今の事務所から引継ぎ持っていく物をまとめたり引越し業者とのやり取り・電源やLANの配線図などをまとめてくれていたので、実際の作業はそのマニュアルに従って淡々と行うだけであった。忙しい中いろいろとまとめてくれた先輩には感謝しています。しかし電源やLAN配線を引く作業や荷物の箱詰め・梱包・箱出し・机の配置・マシン設置など、かなりの肉体労働だった。つくづく思いました。「最後は何だかんだ言っても体が資本だな」と。もう僕も45歳。そうそう無理の利く年齢ではない。それでも無理をしなければいけない時も当然あるので、だからこそ健康に注意しながら生活をしなければいけないな、と思います。
明日から大森に事務所が移る。通勤時間はさして変わらないけど、今まで殆ど縁のない場所なのである意味新鮮で楽しみです。しかし1年半程過ごした門前仲町という町は町並みや商店街の雰囲気など、結構好きだったので、もう少し居たかったなと残念に思います。いい人も多かったしなぁ。でもその同じ空気を大森でも感じられそうなので(2,3日ざっと歩いたり食べたりした感想)良かったです。明日は新しく東京に赴任された事業部長さんとの懇親会。明日から本格的に新会社での生活が始まる感じです。少し(と言うか、かなり)事務所面積は狭くなったけど、一からやり直しと思えば僕にとっては大した話ではない。さっ明日から頑張るぞ!!
明日から大森に事務所が移る。通勤時間はさして変わらないけど、今まで殆ど縁のない場所なのである意味新鮮で楽しみです。しかし1年半程過ごした門前仲町という町は町並みや商店街の雰囲気など、結構好きだったので、もう少し居たかったなと残念に思います。いい人も多かったしなぁ。でもその同じ空気を大森でも感じられそうなので(2,3日ざっと歩いたり食べたりした感想)良かったです。明日は新しく東京に赴任された事業部長さんとの懇親会。明日から本格的に新会社での生活が始まる感じです。少し(と言うか、かなり)事務所面積は狭くなったけど、一からやり直しと思えば僕にとっては大した話ではない。さっ明日から頑張るぞ!!
2011年6月13日月曜日
今日から新会社
今日から違う会社に出向となりました。とはいえ周りの面子は変わらないけど(笑)
電話の応答も、何回か間違えたなぁ。15年ほど前に、初めて出向になった時を思い出します。明日は間違えずに社名を言わなきゃ。そして同じ会社の方々からの電話に「お世話になります」ではなく「お疲れ様です」と言えるようにならなきゃね。。。。何だか新入社員のようなセリフだ(笑)でも大阪の先輩も同じ事を考えたようで、僕がたまたま電話に出ると「おお!ちゃんと言えてるやんかw」と言われた。当然だっちゅうの。大阪事務所は出向先が元々大阪に構えているビルに移転して今日が初めての出社だったので本当に新入社員気分だったそうな。
後輩から、金曜日に行われた入社式の事を少し聞いた(出向者の僕は不参加)。「開発部は実は7割程女性みたいですよ♪」「残業代も申請していいみたいです♪」「開発部は完全フレックスみたいです。」と話してくれました。おお。女性が多い仕事環境なんて本当に久しぶりだよ♪♪でもなぁ、本社は福井県にあるもんなぁ(困)。まぁそのうちに転勤(単身赴任)になるだろうけど。いつから始まるのやら。
まぁ、そんなこんなで今日からは毎日このようにブログを書いていこうかな、と思う今日この頃でした。(本当なのか??)
電話の応答も、何回か間違えたなぁ。15年ほど前に、初めて出向になった時を思い出します。明日は間違えずに社名を言わなきゃ。そして同じ会社の方々からの電話に「お世話になります」ではなく「お疲れ様です」と言えるようにならなきゃね。。。。何だか新入社員のようなセリフだ(笑)でも大阪の先輩も同じ事を考えたようで、僕がたまたま電話に出ると「おお!ちゃんと言えてるやんかw」と言われた。当然だっちゅうの。大阪事務所は出向先が元々大阪に構えているビルに移転して今日が初めての出社だったので本当に新入社員気分だったそうな。
後輩から、金曜日に行われた入社式の事を少し聞いた(出向者の僕は不参加)。「開発部は実は7割程女性みたいですよ♪」「残業代も申請していいみたいです♪」「開発部は完全フレックスみたいです。」と話してくれました。おお。女性が多い仕事環境なんて本当に久しぶりだよ♪♪でもなぁ、本社は福井県にあるもんなぁ(困)。まぁそのうちに転勤(単身赴任)になるだろうけど。いつから始まるのやら。
まぁ、そんなこんなで今日からは毎日このようにブログを書いていこうかな、と思う今日この頃でした。(本当なのか??)
2011年5月9日月曜日
終焉
何をどういう風に書いて良いのやら。
僕が出向している先の会社が、来月9日をもって倒産し、競合であった会社に事業譲渡される事が今日の午後4時に発表された。僕は社会人歴22年目だが、ずっと同じ業種に関わってきた。入社6年目の1996年1月に僕が所属していた部署・及び関連する営業部隊・開発・そして販売店2社が合併し、僕が今所属(出向)している会社が設立された。その時点で既に業界ではコンピュータ及び専用ソフトウェアの設備投資は飽和状態にあり、営業部の売り上げも落ち込んでいたので、前途洋々の会社設立というよりむしろ「不採算事業の切り離し」のようなものだった。そんな中で当時の時流だったMicroSoftの戦術にあやかり、Windowsでの業務システムを淡々と作り上げてきた。「業務を知らない」「無知」「使えないAP」などと叩かれながら15年。そんな中でもそれなりに業界では知られた存在ではあったし、3000社以上のお客さんから使われていた。でもやっぱりそういう中で自分達に甘えや驕りがあったのだと思う。公共事業が削減されたという逆風はあったにはあったが、それだけが理由ではない。出向先の会社を繁栄させられなかったのだから、僕は役目を果たせなかったのだ。全ての事業譲渡なので雇用は全員確保されるのはせめてもの救いだ。負け犬のような気分だな。
自分が無力だと感じたの3.11後だった。国際航業は津波被災マップを公開したし、全国の有志はGoogleMapなどを利用して炊き出しマップを作ったりしていた。でも僕たちは何も提供出来なかった。同じ地図に関わる仕事なのに。結局は、自分の目の前の仕事のみ仕事だと思い込んで、何か新しい物を模索しようという行動が不足していたんだ。
くやしいなぁ。
でも今何を言ってももう遅い。書いても何もならないが、この思いを今日ブログに刻んでおきたかった。
僕が出向している先の会社が、来月9日をもって倒産し、競合であった会社に事業譲渡される事が今日の午後4時に発表された。僕は社会人歴22年目だが、ずっと同じ業種に関わってきた。入社6年目の1996年1月に僕が所属していた部署・及び関連する営業部隊・開発・そして販売店2社が合併し、僕が今所属(出向)している会社が設立された。その時点で既に業界ではコンピュータ及び専用ソフトウェアの設備投資は飽和状態にあり、営業部の売り上げも落ち込んでいたので、前途洋々の会社設立というよりむしろ「不採算事業の切り離し」のようなものだった。そんな中で当時の時流だったMicroSoftの戦術にあやかり、Windowsでの業務システムを淡々と作り上げてきた。「業務を知らない」「無知」「使えないAP」などと叩かれながら15年。そんな中でもそれなりに業界では知られた存在ではあったし、3000社以上のお客さんから使われていた。でもやっぱりそういう中で自分達に甘えや驕りがあったのだと思う。公共事業が削減されたという逆風はあったにはあったが、それだけが理由ではない。出向先の会社を繁栄させられなかったのだから、僕は役目を果たせなかったのだ。全ての事業譲渡なので雇用は全員確保されるのはせめてもの救いだ。負け犬のような気分だな。
自分が無力だと感じたの3.11後だった。国際航業は津波被災マップを公開したし、全国の有志はGoogleMapなどを利用して炊き出しマップを作ったりしていた。でも僕たちは何も提供出来なかった。同じ地図に関わる仕事なのに。結局は、自分の目の前の仕事のみ仕事だと思い込んで、何か新しい物を模索しようという行動が不足していたんだ。
くやしいなぁ。
でも今何を言ってももう遅い。書いても何もならないが、この思いを今日ブログに刻んでおきたかった。
2010年9月29日水曜日
軟式ツイートを支持します! ~今、時代は人間系Part2~

おぉ、2日連続の投稿だ。初めてではないだろうか?...と書き始めた投稿が過去にもあるような...
今日は、前回同様にある本の事を書き連ねようと思う。「ツイッター軟式革命-今、Twitterで何が起きているのか」である。
実は僕はTwitterもそこそこやっている(まだビギナーなのだが)。フォローを増やし、それなりにタイムライン(TL)にツイートが流れるようになったある日、僕が所属している会社と思わしきアカウントがTLに飛び込んできた(実は僕はその会社から子会社へ出向している)。結構硬いイメージと思っていた会社が何ともゆる~いツイートを流していて「な、なんだぁ??」と思った。いろいろ調べていくと「企業の軟式ツイート」と言われている事がわかり、その軟式ツイートを題材にした本が出版されるというらしい。これは買いだ!と購入。また早速Twitterにて「軟式」という言葉を生み出した作者:吉川漂(@HyoYoshikawa)さんをフォローした。
確かにテレビCMでは軽いノリのものが昔からたくさんあるし、またメルマガやHPなどでも”くだけた”言葉使いが飛び交っている。だがあくまでも「商品の売り込み」という線は崩さなかった。しかし、Twitterでの軟式ツイートではその「商品の売り込み」すら感じない「おは洋行♪」とか「ありカトキチ」なんてコメントが流れているのだ。単なる”企業名のすり込み”の連続・たまに”商品等のコマーシャル”。この「押し付けがましさのないコマーシャリズム」は、実は今の時代にとても適合していると僕は思う。
20年ほど昔の話になるが、僕は就職活動で、ある広告代理店に面接に行ったことがある。その時大学のOBの方から「今のCMや広告をどう思う?」と聞かれ、思いっきり「つまんないです」と答えてあっさりと落とされた(笑)。でも当時流行っていた”単なるイメージCM”(商品と全く関係のないイメージビデオ+最後にとってつけた会社名or商品名の表示)にかなりの違和感を持っていた。アメリカのCMなどを見ると、アメリカンジョークを交えて商品を語り、あくまでも商品が前面に出ているので「これが理想だよなぁ」と感じていた。その内に、今度は日本のCMやテレビ番組にやたらとくどくどしい説明が入ったり、相変らず安易な有名タレントを使ってイメージ戦略を行ったり(それなりに面白いCMもあるが)本来あるべき本線を相変らず逸脱しているコンテンツが多いなぁと今日まで思っていた。(でもIPhone4のテレビCMなんてかなり好きですけどね、ってどっちやねん^^;)
そんな中でのこの「軟式ツイート」である。確かに商品販売という意味では本線を逸脱している。しかしかなり強烈に企業名が頭にインプットされる。違和感もなく。何が既存広告と違うのか?結論的に「押し付けがましさやあざとさが無い」事に帰着するのです。これって実は日常の買い物でも言える事なのだ。「買って買って<(__)>」という態度には人間は思わず退く。しかし「気に入ったら買ってね♪」なんていう貪欲さの無さに逆に気を取られるものだ。しかもその営業マンがやたらとその商品に詳しければ「あぁ買おう」となる。僕はこの手でどれだけのモノを購入してきたことか。ベッド・車・食器洗浄機・マンション(!!??)
そしてTwitterの特徴である速攻通達性・親近感・個別対応性などが加わる。そして人間性も加味できる。今までのコマーシャリズムの固定概念を崩して考えれば、こんなに有効なコマーシャルツールはないと判るのだ。
この本の話に戻ると、各会社の担当者(及び教授1人)は自主的にTwitterでのコマーシャルを打ち出した方々が多い。また共通している点は「現場主義・顧客視線」だ。潜在需要先にこそ売り込み先がある。商売の基本だ。潜在需要先=ユーザー。つまり「現場主義・顧客視線」に立つ事は本来のあるべき姿。これは即効性のない遠回りな道。売上げ数値にはなかなか反映されない。でもこれを繰り返す事が骨太企業を生む秘訣なのではないだろうか?
結局は純粋な「人の行動・気持ち・知識・技術」なのですよ。作者の吉川さんは、これらを各担当者とのインタビューで表面化させ、あとがきでこれらをこのような言葉で表現している。
瞬発力
柔軟さ
ユーモア
仕組み
無責任ではないこと
誠実であること
臨機応変
センス
コラボ
芯をずらさない
ゆらぎ
境界
...なんて自分の行動を反省させられる言葉群であろうか。日本の企業はまだまだ磨き上げる余地は十分にあるのだ。それは「経済成長」なんて取って付けたような言葉では表現できない「人間力」なのです。
PS:吉川漂さん(@HyoYoshikawa)、やっと読み終わりました。でも本の内容を深く理解しようと2回読んだんですよ。(言い訳ww)
2010年7月9日金曜日
感激!!
また久しぶりの投稿になってしまった。ホントだめだなぁ、俺って(泣) 最近、感激する事が多いのです。俺が感傷的になっているからだろうか? 1.娘のピアノ発表会にて 先月にウチの娘のピアノ発表会があった。3ヶ月ほど前に課題曲を渡され、その曲がそれまでの練習曲と比べて遥かに難しく、「先生もずいぶん困難な道を歩ませるものだ」と思ったものだった。娘は何度もくじけ、その投げ出しそうな姿を見て「じゃあパパと一緒に練習しよう。」「ほら、ど素人のパパだって一日でこれくらい弾けるようになるんだから、○○(娘)も練習続ければ絶対できるようになるよ。」なんて励まし(に娘にはなったのだろうか?)したりして。なかなか上達しない娘を見て、「うまくなったね!」なんて言いながら、内心は『今年はうまく弾けないかもしれない。もしそうなっても、慰めてあげよう。何とかピアノを続ける気持ちになるようにしてあげよう』なんて考えていた。でも、娘は娘なりに努力していたんだろうな。本番1週間前に友人が家に来て(元音大生。ピアノ専攻)ゆっくり丁寧に娘に教えてくれた事も良かったんだと思う(ありがとう!ケイちゃんママ)。本番の娘の演奏は、それまでの3ヶ月の努力を思わせるものでした。(涙、涙ぁぁ)娘よパパに感動をありがとう!! 2.ツイッター まだほとんど満足なツイートもしてないのに、今日何度かつぶやいていたら、フォローしている人が1人!こんな俺にフォローなんて。ありがたい! 3.仕事 我々が作成している業務ソフトウェアを使用している、とあるお客様が、「この器械とソフトウェアを使用したら、こんなに業務改善されました!これを広告宣伝したい!」と、セミナー&DVD作成で我々の会社をフォローしてくれ、本日その宣伝DVDが届きました。我々は確かにこの業界に携わって長いけど、実業務を行わず、ご意見をいただきながら作成しているソフトウェア(当然プライドもありますが)を、ここまで心強く応援していただけると、本当に感謝の言葉しかありません。早速来週に、今後のソフトウェア改良の構想を練りにお伺いする事にしました。 こんな未熟な俺に、いろいろな感動を与えてくれる方々がいる事が、本当の意味での宝物です。本当に心からそう思う今日この頃でした。では!
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