2012年11月2日金曜日

映画『ロラックスおじさんの秘密の種』を観て思う



 。。。すっかりブログをご無沙汰でした。仕事が忙しかったのもあるし、体調が思わしくない(特に夜)のもあったんだけど、。。。これから少しずつ再開しようと思う。(ホントかよ?笑)

 今日は割と軽い話題から。先日、子供2人を連れて映画『ロラックスおじさんの秘密の種』を観た。子供は志村けんさんが声優だという事と、何となく面白そうだからという適当な理由でこの映画を選んだという事もあり、全く期待せずに行ったのでした。

 見終わった感想は、「この映画は大人こそ観るべきだ」という一言に尽きます。そのくらい面白く、考えさせられました。娘と感想を話しあったとき、僕は娘に「何でもやり過ぎはよくないよね」と言いました。

一本の植物もない町に住む少年が、好きな女の子に木をプレゼントしようとするが、その中で町のいろいろな事を知る。ある男が木を使用した加工品で儲けようと思い、大ヒットしたら欲が止まらなくなり全ての木を切り倒してしまう。そしてそれを利用して空気を販売して巨額の富を得ているもう一人の男など。

 何だか軽くストーリーを語ってしまったが、この映画を観て僕は今の日本を極端に表現したように思えたのだ。

コンクリートに囲まれた都市
大量の工場生産品
経済成長だけを追い求める世の中

そして自然や健康など、もっと大切なものを失っていく。

僕は、最近の日本の歪んだ部分の原因は、政治家や一部の利権者のためだけに生じているわけではないように思えるのです。我々一般市民も十分に関与しています。

最後に、この映画のラストに表示されるメッセージを書きます。確かこんな内容だったかと。

「世の中は、何もしなければ変わらない。変えたければ一人でも行動する事だ。」

という事で、今後は少し真面目な話(?)も書き込んでいきたいな、と。(今まで書いていなかったのか?)