2012年6月30日土曜日

西山瞳♫ 〜ツイッターで繋がったアーティスト〜


少し前の話になるけど、5月28日の夜、友人と飲んだ後、家でTwitterに呟いた言葉を拾い上げてお気に入りに入れてくれた方がいました。西山瞳さんという女性でした。僕の呟きは、こういう文面でした。

”絶対に行われなければならない事は『最小不幸社会の実現』であり、その前提は『世の中の経済はマクロもミクロもゼロサムである』という事をどれだけ理解するかだと思う”

詳しい意味はまたゆっくりと後日書き込もうと思うけど、この呟きは僕の思いがかなり強く入っているので、この言葉をお気に入りに入れてくれた西山さんには嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

自己紹介を見るとJazzピアニストということで、CDも発売しているらしい。Youtubeで何曲か聴いて購入を決めました。どの作品にしようか考えましたが、『Astrolabe』という今年発売された作品にしました。今、その作品を聴きながら書いています。

朝の柔らかい日差しと、目の前に広がる綺麗な海 そんな感じの音楽。ピアノの音がとても透明で澄んでいます。

アーティストをこういう身近な形で知る事ができるなんて、Twitterって素敵ですね。






紫陽花革命20120629


先週に引き続き、今週も首相官邸前で行われた原発再稼働への抗議行動「紫陽花革命」に足を運んできた。正直言って、僕の性分にデモは合わないので、今週はどうしようか悩んだのだが、野田総理の発言に驚きと怒りを感じたので参戦した。消費税増税法案に反対の意を示した57名の事に対する発言である。

『政党の決めた党議に反する行為を行なった者には、厳しく対処する』

この人には弱い立場の人の気持ちは分からないのだろうと思った。今更ながら。

全体の社会保障・日本のあり方を討議する事を横に置き、かつ税制は消費税だけを拾い上げ増税したにも関わらず、心ある議員が反対した事を党議拘束違反と放言する。厳しく対処されるべきは賛成議員とあなた自身だろう。

国会議事堂前が凄い事になっているというツイートを見て、JR有楽町から歩いて国会議事堂前まで行くことにした。上の写真はその歩いている途中で偶然見かけて撮影したものです。

歩いている間にすれ違う人達・テニスコートでテニスを興じている人達を横目に見ながら、身近に起きているこのデモを知っているだろうにこの温度差は何?と少し可笑しくなった。こんな事を言っては何だが、彼らも原発に対する自分の意見くらいはあるだろうに。それともこういうデモ行動は昔のように「奇特な人達の活動行為」くらいに思っているのだろうか?まぁそれも仕方ない。これが現実なのだから。

人数はよくわからないが、先週よりは増えていたように感じた。主催者発表は8万人だそうだ。うーん。。。。小さいお子さん連れの方・若者・年輩の方々・いろいろな方々の顔と声がそこにあった。多くの人達は小さな声で「再稼働反対。原発反対」と言っていた。逆に僕にはその小さな声がリアルに感じた。みんな僕と同じで、デモなんて来た事もない人達が大多数で、だけど今回の再稼働の道理の無さに声を上げなければこのまま流されるという思いで勇気を振り絞って来た人達なんだろうと思ったからだ。






このムーブメントはまだまだ続くだろう。それだけではなく、もっと多くの僕のような一般人が押し寄せてくると予感する。今日、この抗議活動を見て、野田総理は「おおきな声だね」と他人事のように感想を述べ、仙谷氏に至ってはは「大した事はない」と言い放ったらしい。愚かな人達だ。権力のあぐらをかくと、選挙前に「国民生活が第一」などと調子のいい事を言いながら、いざ一部の、いや大多数の国民の声を代表する叫びを聞いても国民の声とは届かないらしいな。いいだろう。では僕のような名もない一般人がこのように現実に起きているこの行動を拡散しよう。その声を聞くことにより目覚める人達を増やす事にしよう。

驕れるものは、地べたに這い蹲るがいい。

2012年6月23日土曜日

福井県:タクシーお笑いドタバタ劇場

少し前の話になるけど、今月の6日~9日の4日間、急遽福井県にある本社に出張になった。その前からずっと睡眠不足が続いており、6日は本社に午前中には着きたかったので、朝4時起きで5時に自宅を出発した。
迂闊に寝ると、とんでもない場所まで行きそうだったので、碌に寝る事も出来ず淡々と電車に乗って福井駅へ。本社ビルに行くと、周辺には何もないと記憶していたので、適当に食料と飲み物を福井駅で買いこんだ。最近僕はコスト削減のため?仕事中の飲み物は水と決めており、なおかつ2リットルのペットボトルをいつも購入している。その方が断然安いから。その日も2リットルの水を持ってタクシーに乗り込みました。


タクシーに乗って、運転手と話をしていたら、目的地をすぐ目の前にして、突然ボンネットから煙(蒸気?)が噴き出してきた。僕が「ボンネットから煙が出ていませんか?」と言うと、運転手はノー天気に

「...あ、やっぱりこの車からですかね?」

おいおいおい。よく見てくれよ。運転手は「いやぁ、そう言えば今日何だか水漏れしてたんだよなぁ」とつぶやきながら、車を止めて降り、トランクから何かを取り出して慌ててボンネットに向かった。手にしていたのは、サントリー天然水2Lペットボトル(中には半分くらいの水が入っていた)。


何という偶然。僕も持っている!半分では当然足りず、運転手も困っていたので「あ、僕も持っていますよ。」と手にしていたペットボトルを手渡すと、「では買い取ります。」とドバドバと使ってくれた。

運転手は「いやー、あと少しで爆発してたかも知れませんでした。」おーい!!!
でも、僕のペットボトルが思わぬ形で活躍したので良かった良かった。

一句:「備えあれば憂いなし」

9日の夕方に仕事を終え、僕は会社からタクシーを呼んだ。手持ちのお金が少なく、また銀行のキャッシュディスペンサーも近くにないので、タクシーを呼ぶとき「すみません、精算はカード払いできる車でお願いします。」と頼んでおいた。

タクシーが駅に着き、

僕「領収書お願いします。」
運転手「はーい、これです。」
僕「それから、支払はカードでお願いします。」
運転手「...ええ!?...困ったなー。この器械、領収書を切ったら、支払いは現金じゃないとダメなんですわm(__)m」

何ぃぃぃ!!??

そんなルール聞いた事ないぞ!福井県固有のルールか?

僕「いやぁ、現金ないので無理です。」
運転手「...いやー、あきませんワ。」

...ホントですかね??

しばらく沈黙が続いた後、運転手が「...じゃあ、会社に連絡取ってみますワ」と無線で話し始めた。

運転手「領収書ボタン先に押してしもうて、カード支払いできんようになってしまったんですわ。どうにかなりますかね?...ん?リセットボタンを2回押す?あ☆1回じゃダメなんですか。...お☆出来た出来た♪」

何てほのぼのとした会話なのだろう。。。。

 一言:「領収書は支払ってからお願いしよう!」

しかし、これも便利だけど時間にあくせくしていない地方都市ならではのエピソードだよね。やるなぁ、福井県♪




紫陽花革命

今日、生まれて初めてデモに行ってきました。正確には「デモの場に居合わせた」という所でしょうか。今まで、どうしてもデモへの参加には何か引っかかるものがありました。集団で同じセリフを叫び合う事に対する抵抗と言ったらいいのでしょうか?それとも、デモのテーマから外れた事(例えば小沢一郎氏を総理にしろ、みたいな崇拝者の声など)を被せられられる事への反発でしょうか?どうしても参加に踏ん切れませんでした。しかし実は心苦しいところもありました。Twitterなどで政治などへの言葉汚いセリフなどをついつい吐いてしまっていたので、デモに参加しないと自分は結局は口だけで行動を示さない人間だという意識もあったからです。

今回は、自分なりに決心して行きました。あまりにも再稼働に対しての説明が不十分だと感じたからです。(ちなみに僕は原発再稼働も反対ですが、どちらかと言えば消費税増税の方が罪深いと思っていますが。。。)

会社を19時時過ぎに出て、国会議事堂前に着いたのが19時40分頃でした。Twitterで「参加者が4万人を超えた!」と流れていたので「凄いことになっているな」と予想してはいたのですが、駅の改札を抜けて出口に近づいたとき、そこから聞こえてくる再稼働反対コールの凄さに驚きました。
出口を出ると、そこには僕の想像を超えた沢山の人達の叫びが爆発していました。



僕はデモの列に対して、道路を挟んで反対側にいたのですが、反対側にも人は沢山いて口々に再稼働反対を唱えていたので、その場にいる事にしました。

遅い到着だったので時間にして約20分。しかし僕には世の中の何かの変化が始まる雰囲気を十分に感じたので満足でした。

しかし、僕は単純に再稼働反対を唱えれば良い、という気にはなりません。

1.福島原発の収束に対処している人達が今もいる事は忘れてはいけないと思います。
その人達、特に若者に対する配慮の気持ちは必要ではないでしょうか?

2.先日、以前ボストンに住んでいた後輩から聞きました。
「日本は恵まれていますよ。僕はボストンに留学したとき、日常茶飯事で停電が起きるんです。そうすると、電話も混線するので電力会社に電話しても逆に怒られるんです。日本の電力会社の一定量で送電する技術は凄いものがありますよ。」
日本の電力会社の努力の恩恵を、我々の何気ない生活の中にも受けているのです。確かに電力会社の一部の人達には心ない人もいますが、それは電力会社に限った話でもないと思います。むしろその努力に敬意を示さなければならない方々のほうが多いのではないでしょうか?

3.僕たちも節電の努力はやはり必要なのです。(当然、無理をしない程度ですが。)工場や病院など、電気が途絶えると影響が大きい立場の人達もいます。まずはその人達が困らないように有限な資源を大切に使わなければいけないのです。僕のかみさんがついこの前に僕に言いました。「ウチは子供もみんな節電しているから、先月は電気代5000円だったんだよ。はい、無駄な電気は消して消して(笑)」彼女もはっきりとは言わないけれど、原発反対派。でもやらなければいけない事もわきまえていました。そう、僕たちも努力は必要なのです。

それに、原発事故で生じた汚染と、東北全般にまだ対処しきれず放置されている瓦礫とを混在して考えているのか、やみくもに瓦礫受け入れを拒否している人達もいます。僕はその考えが全くと言っていいほど理解できません。なので、「反原発派」と一緒に一括りにされるのは正直言っていやなのです。

そういう複雑な思いはありますが、またこの紫陽花革命(最近はそう呼ばれているらしい)に参加するかどうかは、ゆっくり考えてから決めようと思います。

最後に、今日のPM21:54からの報道ステーション(テレビ朝日系列)の内容は素晴らしかったと思います。紫陽花革命のみならず、陸前高田で前を向いて邁進している被災者の方々の報道も。




2012年6月21日木曜日

Dinosaur Jr♪




このバンドには、いろいろな思い出がある。このバンドとの出会いは偶然だった。当時実家に住んでいた僕は、家の近くのCD店にちょくちょく出かけており、ニルヴァーナやパールジャムなどオルタナティブと呼ばれていたRockを愛聴していた頃だった。1995年位かな?輸入盤で『Green Mind』のジャケットを見て「このラフさがいいね(笑)安いし買ってみようかな」とジャケ買いした事がきっかけだった。最初に聴いた感想は「ふ〜ん」程度だった。そしてカーステレオでかけていると後輩が
「あっこれダイナソージュニアですよね?」なんて言うので
「お!よく知ってるね♫」
「いや、結構有名ですよ」なんて会話をしながら「へ〜、有名なんだ」と思った程度。当時はニルヴァーナやパールジャムの方がずっと好きでした。

その当時の僕は仕事もプライベートもあまりうまくいっていない頃で、衝動的にCDを買って聴く事が僕にとっての安らぎの時間だった。それから大して気に入ってもないのに『Where You Been 』『Without a Sound』を立て続けに購入。この2作は何故か僕の寝ながら聴くCDとして(特にWithout a Sound)愛聴版になった。だからといって別に凄く気に入っていたわけでもなかった。何故か寝ながら聴くと、心地よく眠れたからだった。

それから一時Dinosaur Jrの事は殆ど聴かなくなり、僕は2002年に結婚・翌年に子供が生まれ、2人目の息子が生まれる2007年に久々の新作『Beyond』をCD店で偶然に発見。「うわー、懐かしいなぁ。寝ながらよく聴いてたんだよな(笑)」と、懐かしさのあまり即購入。ちょうどかみさんと娘は里帰りしていたので、一人暮らしの僕はよく聴いていました。そして「昔よく聴いていた、あの作品を久々に聴きたいな。」と実家から『Without a Sound』を持ち帰り、聴きました。

「おおお!!!寝ながら聴いていたので気付かなかったけど、こんなに良かったんだ!!!」
それからすっかり『Without a Sound』は僕の一人暮らし時の愛聴版(今度は本当の意味での)になったのです。そして『Beyond』は、仕事が詰まっていた当時の僕が会社に泊まる際、夜中に一人で踊りながら聴く作品になりました。

最新作『Farm』も、J.Mascisのソロ作品も素晴らしい。『Several Shades of Why』は、昨年の震災の後によく聴いたな。Dinosaur Jrは、僕にとって夜を満たしてくれるRockバンドだ。最近もちょくちょく帰りの電車内で『Without a Sound』を「最高だな〜」と感動しながら聴いている。このダラッとした独特の雰囲気がいいのかな?今の僕にとっては、一番のオルタナティブバンドです。

ニルヴァーナを崇高している方にぜひ聴いてもらいたいですね。「...ひょっとして、ニルヴァーナ&カートコバーンを高く評価しすぎているかな...?」と感じさせるかもしれないよ。







父の日と父親参観日

先週の土曜日は、午前中に命懸けwのソフトバレーボール大会があり、午後はグッタリでした。娘が「父の日のプレゼントを買いに行きたい!」と言うので、「気持ちだけでいいよ」と何とか出かけない方向に持っていき(笑)、ずっと家にいました。するとかみさんが「じゃあ夕飯は○○(娘)がカルボナーラを作ったら?」と言ってきました。ホント?小学校4年生でそんな立派なものを作れるの?娘は「うん!」とすぐにその気になりました。そしてかみさんはレシピをメモに書き写し、飲み会に出かけて行きました。娘と僕はそのレシピを見ながら、一緒にカルボナーラを作りました。(と言っても、僕はパスタを茹でただけなんだけどね)



とっても美味しかった。僕にとって最高の父の日プレゼントでした。

次の日は、息子の幼稚園に息子と一緒にチャリンコに乗って行きました。去年同様、幼稚園恒例の「父の日参観」です。去年と違い、今年の息子は友達も増えたらしく、行きがけの道で何人もの子が「あっ○○(息子)だ!」「○○、おはよう!」と声をかけてきました。良かった良かった友達増えて。息子も去年のように脱走する事なく(笑)、先生の言う事をよく聞いていました。

参観日に息子とは、牛乳パックとぺットボトルキャップ・輪ゴムなどで自動車のおもちゃを作りました。難しい所だけ僕が手伝い、後は基本的に息子にさせました。余計なフォローをしない方が息子の為になるかな?と思ったのです。

息子は「ペンギンさんの自動車」を作り上げました。黒の折り紙に紫のペンで顔を描き、「これでいい!」と頑なにシールを貼らなかった所は頑固な息子らしいなと思いました。


去年の「ち。ぽ」から比べれば、格段の成長だ!!

そして、その後先生とジャンケン大会をして遊びました。帰りがけに、クラス全員で『すてきなパパ』という歌を歌ってくれました。

♪パパ パパ えらいえらい パパ
世界の誰よりえらいんだー
大きなお口で笑ったら 怪獣みたいに見えるけど
すてきな すてきな パパなんだ♪ 

♪パパ パパ つよーい つよーいパパ
せかいの だれより つよいんだ
おこった おかおは こわいけど
ほんとは とっても やさしくて
すてきーな すてきな パパなんだ♪
涙が出そうになりました。
そして、息子が幼稚園で作った父の日のプレゼントを持って帰りました。



こんな子供達を持って、僕は最高に幸せ者です。
いつも怒ってばかりでゴメンね。また一緒に遊ぼう。My Flower & Sun.



2012年6月20日水曜日

政党ってなんだよ!?

この話、また後日ゆっくりと(というより、何度かに分けて)書きたいと思うんだけど、あまりに腹立たしいので今日は考えもまとまらないまま書くことにした。

一言で言えば、「野田政権って一体何なんだぁ!?」という事。

僕は昨年の3.11以降、東日本の震災復旧・復興や、福島原発の収束作業など、とても政治家だけでは治め切れない状況にある事は理解しているつもりだし、野田政権に対しては批判めいた事を言わずに応援しようと決めていたのだ。今もそのつもりです。野田総理は悪い人ではないという噂だし(実際そうだと思う)、政治家は政治家で真面目に諸問題に取り組んでいる事なのでしょう。

しかし、これは一体何なのよ?

1.大飯原発再稼働を表明
関西で電気が足りない心配もわかる。そんなにはっきりとした電力供給量も現場からは言えないのも本当らしい。しかしね、じゃあ電力供給量を増やす努力はしてきたの?企業の余剰電力を買い取る事も消極的だし、むしろ阻害してきたじゃない。中国電力は電力あまりだそうなのでその余剰をもらう事も考えられるし、東京電力なんか去年あれだけ足りない足りないと騒いでいながら今年は余るそうです。なんじゃそりゃ?ま、そういう事も思えば、関西の電力不足も眉唾だと思われて致し方ないんじゃないの?何だか結局は経団連と連合がギャーギャー言っているらしいしね。それに電力会社の負債(原発は稼働しなければ大きな負債になる)の対策が取れないってことでしょ?じゃあ素直にそう言えばいいじゃない。「金の話です」と。それを「経済が圧迫する」だの「日本には安定したエネルギーが必要だ」だの、よくわからない理屈をこねる。

「社会保障や東日本復旧・原発復旧・東電救済などで、税金が不足しています。ここは増税をお願いし、日本の苦境を乗り越えたい。また特別会計も見直し、税金の使途を今まで以上に明確にする。なので増税をお願いしたい。」

こういう形ではっきり言えばいいんだ。この説得の努力が欠けているんだよ!

2.税と社会保障の一体改革という名の消費税のみ増税
消費税は着々と増税に向かっている。しかも、党内の反対の声が多いのにそれを無視するかのような強引さ。しかも、密室での「3党合意」なんだそうな。(自民党+公明党+民主党)さらには、法案の「消費税等」の「等」を取り除き、「消費税」のみ増税だそうですわ。アホか!!消費税は貧しい人や価格に転嫁できない中小企業を直撃するんだよ!弱いものいじめして心が痛まないのかね?消費税の前に所得税や法人税の累進課税率を上げろって。他にもあるじゃないか。宗教法人税・嗜好税・相続税などなど。結局は、財務省への媚売りで勝ち馬に乗る気持ちや、経団連・連合などへの票田欲しさなのかね?

何かさもしい気持ちになるよ。ある意味同情する。というか情けない。

僕が期待した政権交代は、うまくいくいかないはともかく、「日本の諸問題を解決すべく切磋琢磨する」姿勢だったんだけどね。

でも今はそういう裏事情がいろいろな形で(雑誌・Twitter・ブログ・数少ない良心的な報道)透けて見えるので、僕らも政治に持つ事が出来る。強い意見も言える。これがもっと広がってほしいね。そうすれば、政治家は票田欲しさに良心的に行動せざるを得なくなるからだ。

政治の混乱は、我々一人一人次第で変わると思いたいね。あきらめちゃいけない。


命がけの?ソフトバレーボール大会

先月末から今月にかけて、イベントや出張や仕事などがかなりハードに詰まっていて、昨日は夜22:00には寝ていました。その主たる原因は、先週土曜日にあったわけなのですが。。。

先週土曜日は、娘の通う小学校の「親善・父兄ソフトバレーボール大会」がありました。かなり最近まで徹夜もどきでの仕事が続き、かなり疲れていたので、かみさんには「できれば参加したくないなー」と、やんわりと断りを入れていたのですが

「参加しなきゃダメ~♪」
「いやぁ、ちょっと疲れてるんだよね(*_*)」
「もう参加するって言っちゃったからダメ~♪」
「でも室内靴がないし(^^;)」
「買ったよ~♪」
「。。。鬼(T_T)」

しかも子供とかみさんは応援に来るつもりはないらしい。どういう事だ!?・・・まぁいいや。

このソフトバレーボール大会は毎年恒例で、僕はこれで3回目の参加となる。参加したら、実は結構楽しいのです。

体育館に到着して、クラスの担当の方に挨拶。
「こんにちはぁ♪ウチのダンナも参加しますので、男性は2名です。今日は宜しくお願いしま~す。」
「何人くらい集まったのですか?」
「そうですね。。。見学(応援のみ)を合わせると、8名くらいですね」
「じゃあ、僕は控えという事で(笑)」
「いやいやいやいや、頑張って下さいね!!!」

クラスの担任の先生も参加した。女性の若い先生だ。感じもいい。当然か?(笑)

毎回、楽しむべき試合についつい熱くなってしまうので、今回は冷静に熱くならず楽しく試合をしようと心に決めていたのですが。。。

やっぱりついつい熱くなる!!!

でも最初の試合で、他の人が取るべきボールについ手を出したりしてチームの和を乱しそうになったので「これでは助っ人にならない!」と思い、あくまでも人がいない箇所を埋めようと努力してみた。

結果は、2試合(4セット)行って3勝1敗。いやぁ、本当に楽しかった。何が楽しかったって、勝った事も確かにそうだが、みんなでなるべく試合に参加しようと、3回でボールを相手コートに戻す事を心がけたからだと思います。先生が「楽しみましょう!全員で楽しみましょう!」と、チームをまとめてくれた事も大きかった。(若いのに偉いですよ、本当に)

でも、2試合目の第1セットでラリーが続いた時、真面目な話、倒れそうになりましたorz
普段からの運動が大切だね。

夕方からは、クラスの母親懇親会が近くの居酒屋で行われ、かみさんが参加しました。途中で電話がかかってきて

「まだ終わりそうにないから、帰りは遅くなりまーす♪あ、それから、パパの事みんなが誉めてたよ♪頑張ってたって。絶賛だよ。」

頑張っていた、かぁ。。。。上手かった、じゃないのか。。。。まだまだ修行が足りんのぅ (T_T)

2012年6月12日火曜日

GOCOO♪ 〜下北沢に和の魂が降臨した〜


6月10日(昨日ね♫)、下北沢にあるGardenというライブハウスに行ってきました。会社の元同期のTAKEMA君とFacebookで繋がり、バンドのライブがあるという事を知り、「ぜひ行きたい」と家族・仕事に都合をつけて観に行く事ができたのです。下北沢は、僕が学生の頃遊び半分でやっていたバンドの練習でよく来たところです。懐かしいな〜、と感じながら街中を歩いていました。あ、そういえば会社に入ってから一時期『鳥獣戯画』という劇団が好きで何度か下北沢の本多劇場に観に来たなぁ。学生の頃、確か駅前にステーキ屋があって、ジャイアント馬場ステーキとか、ジャンボ鶴田ステーキなんてメニューがあったなぁ。僕は何度かジャンボ鶴田ステーキを食べた記憶がある。懐かしいね。

お目当ては、TAKEMA君が活動している和太鼓バンド『GOCOO』 でした。

GOCOOのライブに行くのはこれで2回目。前回は、もう10年以上前になるような気がします。会場には若者や年輩の方・お子さんを連れた方など、さまざまな年代の方々が来ていました。偶然会場で出会った飲んだくれライターの本郷ちゃんや、20年以上ぶりに再会したIWAO君と話をしながら開演を待っていました。

いきなりトップバッターはGOCOO。30分以上の演奏の間、殆ど休むことなく和太鼓叩き続ける姿を、ただただ「凄い」と感動して観ていました。


僕のGalaxyTab君は望遠機能がなく、音も割れてしまいました(ToT)

GOCOO の他には3アーティストが参加していました。それぞれのアーティストが個性溢れる演奏やパフォーマンスを披露してくれて、僕はビールを片手に音楽を大いに楽しみました。

■児玉奈央さん
お子さんと、バンドメンバーのアコーディオン演奏の女性のお子さんがステージの前で踊っていたのがとても印象的でした。演奏も、児玉奈央さんは様々な楽器を奏でており、バックのギター・アコーディオンとのハーモニーが素晴らしかったです。


■影絵パフォーマンス Ambivalents楽器演奏と影絵のコラボレーション。生演奏で奏でるBGMが映画制作などの裏側を見ているようで、とても興味深かったです。小さなお子さんが前で食い入るように観ていました。僕も子供に見せたかったな。


■ザ★エレガンツ
お笑い要素と、オネエ的語りと、素晴らしい演奏力。まだ会社入って間もないころ、六本木の帝王と言われていたキラチャンによく連れていってもらったゲイバーやショーパブを思い出した(笑)。素晴らしいパフォーマンスでした。


最後に、再びGOCOOの演奏。最後は楽しまなきゃ!と、年甲斐もなく(笑)フロアーの真ん中に出て踊りました。その演奏は

ただただ凄い

もうそういう言葉しか浮かんできません。何が素晴らしいって、演奏の完成度やノリの良さ・迫力っもさることながら、「一心不乱に体全体で音楽を楽しんで演奏している姿」です。これはライブで観ないと言葉では説明できません。

音楽は素晴らしい

そういう言葉を本当に感じさせてくれた一日でした。

GOCOOの最初の演奏の後、飲んだくれライター本郷ちゃんが「何か、『原始的な生活に戻れ』って思わせるような演奏だったね」という感じの事を言っていました。さすがライター。いい事言うね。その発言を聞いて、その場でこんな詩を思いついた。

土に戻れ
機械を置いて、手と足を使え
電気は少しあればいい

最後に、会場には幾つもの日本の国旗が掲げてありました。海外の言葉で(英語?ドイツ語?)寄せ書きが書いてありました。海外からの日本への応援メッセージなのでしょう。見ていて感動的でした。