2012年6月21日木曜日

Dinosaur Jr♪




このバンドには、いろいろな思い出がある。このバンドとの出会いは偶然だった。当時実家に住んでいた僕は、家の近くのCD店にちょくちょく出かけており、ニルヴァーナやパールジャムなどオルタナティブと呼ばれていたRockを愛聴していた頃だった。1995年位かな?輸入盤で『Green Mind』のジャケットを見て「このラフさがいいね(笑)安いし買ってみようかな」とジャケ買いした事がきっかけだった。最初に聴いた感想は「ふ〜ん」程度だった。そしてカーステレオでかけていると後輩が
「あっこれダイナソージュニアですよね?」なんて言うので
「お!よく知ってるね♫」
「いや、結構有名ですよ」なんて会話をしながら「へ〜、有名なんだ」と思った程度。当時はニルヴァーナやパールジャムの方がずっと好きでした。

その当時の僕は仕事もプライベートもあまりうまくいっていない頃で、衝動的にCDを買って聴く事が僕にとっての安らぎの時間だった。それから大して気に入ってもないのに『Where You Been 』『Without a Sound』を立て続けに購入。この2作は何故か僕の寝ながら聴くCDとして(特にWithout a Sound)愛聴版になった。だからといって別に凄く気に入っていたわけでもなかった。何故か寝ながら聴くと、心地よく眠れたからだった。

それから一時Dinosaur Jrの事は殆ど聴かなくなり、僕は2002年に結婚・翌年に子供が生まれ、2人目の息子が生まれる2007年に久々の新作『Beyond』をCD店で偶然に発見。「うわー、懐かしいなぁ。寝ながらよく聴いてたんだよな(笑)」と、懐かしさのあまり即購入。ちょうどかみさんと娘は里帰りしていたので、一人暮らしの僕はよく聴いていました。そして「昔よく聴いていた、あの作品を久々に聴きたいな。」と実家から『Without a Sound』を持ち帰り、聴きました。

「おおお!!!寝ながら聴いていたので気付かなかったけど、こんなに良かったんだ!!!」
それからすっかり『Without a Sound』は僕の一人暮らし時の愛聴版(今度は本当の意味での)になったのです。そして『Beyond』は、仕事が詰まっていた当時の僕が会社に泊まる際、夜中に一人で踊りながら聴く作品になりました。

最新作『Farm』も、J.Mascisのソロ作品も素晴らしい。『Several Shades of Why』は、昨年の震災の後によく聴いたな。Dinosaur Jrは、僕にとって夜を満たしてくれるRockバンドだ。最近もちょくちょく帰りの電車内で『Without a Sound』を「最高だな〜」と感動しながら聴いている。このダラッとした独特の雰囲気がいいのかな?今の僕にとっては、一番のオルタナティブバンドです。

ニルヴァーナを崇高している方にぜひ聴いてもらいたいですね。「...ひょっとして、ニルヴァーナ&カートコバーンを高く評価しすぎているかな...?」と感じさせるかもしれないよ。







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