迂闊に寝ると、とんでもない場所まで行きそうだったので、碌に寝る事も出来ず淡々と電車に乗って福井駅へ。本社ビルに行くと、周辺には何もないと記憶していたので、適当に食料と飲み物を福井駅で買いこんだ。最近僕はコスト削減のため?仕事中の飲み物は水と決めており、なおかつ2リットルのペットボトルをいつも購入している。その方が断然安いから。その日も2リットルの水を持ってタクシーに乗り込みました。
タクシーに乗って、運転手と話をしていたら、目的地をすぐ目の前にして、突然ボンネットから煙(蒸気?)が噴き出してきた。僕が「ボンネットから煙が出ていませんか?」と言うと、運転手はノー天気に
「...あ、やっぱりこの車からですかね?」
おいおいおい。よく見てくれよ。運転手は「いやぁ、そう言えば今日何だか水漏れしてたんだよなぁ」とつぶやきながら、車を止めて降り、トランクから何かを取り出して慌ててボンネットに向かった。手にしていたのは、サントリー天然水2Lペットボトル(中には半分くらいの水が入っていた)。
何という偶然。僕も持っている!半分では当然足りず、運転手も困っていたので「あ、僕も持っていますよ。」と手にしていたペットボトルを手渡すと、「では買い取ります。」とドバドバと使ってくれた。
運転手は「いやー、あと少しで爆発してたかも知れませんでした。」おーい!!!
でも、僕のペットボトルが思わぬ形で活躍したので良かった良かった。
一句:「備えあれば憂いなし」
9日の夕方に仕事を終え、僕は会社からタクシーを呼んだ。手持ちのお金が少なく、また銀行のキャッシュディスペンサーも近くにないので、タクシーを呼ぶとき「すみません、精算はカード払いできる車でお願いします。」と頼んでおいた。
タクシーが駅に着き、
僕「領収書お願いします。」
運転手「はーい、これです。」
僕「それから、支払はカードでお願いします。」
運転手「...ええ!?...困ったなー。この器械、領収書を切ったら、支払いは現金じゃないとダメなんですわm(__)m」
何ぃぃぃ!!??
そんなルール聞いた事ないぞ!福井県固有のルールか?
僕「いやぁ、現金ないので無理です。」
運転手「...いやー、あきませんワ。」
...ホントですかね??
しばらく沈黙が続いた後、運転手が「...じゃあ、会社に連絡取ってみますワ」と無線で話し始めた。
運転手「領収書ボタン先に押してしもうて、カード支払いできんようになってしまったんですわ。どうにかなりますかね?...ん?リセットボタンを2回押す?あ☆1回じゃダメなんですか。...お☆出来た出来た♪」
何てほのぼのとした会話なのだろう。。。。
一言:「領収書は支払ってからお願いしよう!」
しかし、これも便利だけど時間にあくせくしていない地方都市ならではのエピソードだよね。やるなぁ、福井県♪
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