2011年6月29日水曜日

オナニーマシーン♪ ~下ネタだらけ~



僕は最近お昼休みに散歩がてら会社近くのTUTAYAまでブラリと当てもなく行くことがある。特に目的があるわけではないが、時々レコード店同様に掘り出し物!を見つけることがあるので楽しい。その日も店の中を俳諧しながら「あ~、この映画面白そうだな」とか「へー、倖田來未が新作出したんだ♪」とか思いながら見ていると、ふとあるバンド名が目に飛び込んできた。

オナニーマシーン
オナニーマシーン...
お、お、オナニーマシーンだぁ!?

通称『オナマシ』だって。なんだコイツラ(爆笑)

なんとまぁお下劣なバンド名なんだよ^o^。ひねりもなければシャレもない。そのまんまのバンド名。こいつら、全く売れようという気が無いなww。作品の発売日などを見ていると、サンボマスター辺りと同世代のようだ。僕は数年前にアジカンやサンボ・銀杏BOYZを聴いたとき、『日本のロックはこんなに進化したんだ!』と感慨に耽ったものだが、オナニーマシーンは知らなかった。いやいや、まだ俺も勉強足りないね。全然知らなかったよ。こんなヘンなバンド名の連中も同世代か...気に入った!!!とその場で2枚レンタルした。次の2作品だ。
『片思ひ』
『義男』

2作品を聴いた感想。「最高だ~!!!歌詞はど~しよ~もないけどorz」。最初から最後までオナニー・ち○ぽ・S○Xのオンパレードである。新宿2丁目のオカマバーの店員かよwwwみたいな。これじゃ家族の前で聴けないじゃん(泣)しかし演奏はキレがあっていいね!さすが直感で気に入っただけの事はある。なんて。

機会があったら聴いてみる価値は十分。『義男』はロック魂炸裂で最高!!って感じだし、『片思ひ』はさすが一旦発売中止になっただけのことはある(笑)。だって1曲目の「タマしゃぶれ!!」なんてビートルズの「Twist and Shout」の替え歌なんだけど、これポールマッカートニーや今は亡きジョンレノンが聴いたら怒り狂ってぶん殴られるぞ^o^ 。6曲目と8曲目ではベイシティローラーズ(なっつかし~♪)やアニメまで敵に回している。はっはっは。ライブも最高そうだね。多分若い頃に聴いていたら思いっ切りハマッてライブに行きまくっていたと思うね。これだから日本のロックは捨てがたい!!


2011年6月27日月曜日

朝霧裕(dacco姫) & 松本佳奈 ~ツイッターで繋がったアーティスト Part2~


いつの頃だったか忘れたが、僕のツイッターのTLに、ほんわかとした、そして少し考えさせられるツイートが時々流れるようになった。誰かからのリツイートだったのだろう。その都度気になっていたので、ある日そのアカウントをクリックしてプロフィールを見ることにした。シンガーソングライターで、dacco姫(ダッコ姫)というようだ。彼女のツイートは何か人の心を掴むメッセージ性があり、何度か僕もリツイートした。そして僕の方からフォローした。間もなく彼女もフォローしてくれた。

例えば最近のツイートから:

『こんなに毎日ドラマがあって見えない流れが見えてしまってそれは尚ポジティブな氣の流れ。七夕辺りを本当に見たい。震災はきっかけにすぎなくて、個々人が強くなったし優しくなった。「死」とは何かを知らねばならぬ現実と引き換えに得た個々人が「語り継ぐ」という使命。今の時代に本当に必要なもの。』

そして彼女の歌を聴いてみたくなり、ネット上で動画を検索した。彼女の歌は優しい。彼女の人間性が出ているように思う。彼女の本名は 朝霧裕。埼玉県在住。僕と同じだ。10万人に1人の割合で発病するとされる生まれつきの筋肉の難病ウエルドニッヒ・ホフマン症(進行性脊髄性筋委縮症)のため、車いすの生活を余儀なくされているようだ。こんな事を考える事自体が彼女の本意にそぐわないとは思うけれど、もし僕が生まれつきの難病で彼女のような車いすの生活を強いられるならば、ここまで彼女のような強い意志で過ごす事ができるのかな?と自問自答した。

■ チャリティーコンサート彩の国ゆめコンサート発起人
■ 第21回 日本青年会議所主催 青年版国民栄誉賞「人間力大賞・NHK賞」受賞
■ 著書「いつかの未来は夏の中」(七賢出版) etc..

凄い活動力だよね。こういう人の活動を見ると、本当に自分なんてまだまだヒヨッコだと思わされます。




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そしてdacco姫さんをいろいろと知るうちに、松本佳奈さんを知った。彼女はdacco姫さんと一緒にツアー活動を行っているらしいシンガーソングライター。上の動画でキーボードを演奏している女性だ。動画を観て「楽しそうにキーボードを弾く女性だな」というのが第一印象。そして彼女は千葉県木更津市出身で、今も木更津で暮らしているそうだ。木更津は僕の生まれ育った場所(君津)の隣の市で、僕の通った高校は木更津にある。そんな事も親近感に繋がった。彼女のブログの自己紹介欄にはこんな事が書いてあった。
■ 人が涙を流すみたいに、心から笑うみたいに、歌を歌っていこう私は。
■ 曝け出していくこと。自分に嘘をつかないこと。
■ 「心のままに自然に生きる」をテーマに。流れ行くままに、気ままに。

なんかいいなぁ。彼女の動画を観ると『ウチの娘が大きくなったら、こんな優しいピアノを弾く娘になるといいな』なんて勝手な願望を持ってしまった。そんな優しい気持ちになれるアーティストです。

でも、こんな素敵なアーティストに知り合えるだけでもツイッターを始めてよかったなと思いますね。



2011年6月23日木曜日

父の日の父親参観 ~幼稚園の先生は大変です~


日曜日(12日)は息子の幼稚園の父親参観日だった。チャリンコ飛ばして息子と一緒に幼稚園に行きました。

しかしウチの息子(3歳)はなかなか手強い奴だ。一度思い込んだら、それが実現しないとまるで言う事を聞かない。前の日までは「明日はパパと一緒に幼稚園だよ」「うん!」なんて普通に話をしていたが、当日の朝になると、まず「ママがいい!パパとは嫌だ」と始まった。おいおい、昨日までと話が違うじゃないか^^;なんて言っても奴には通じない。
「今日はパパと行く決まりなんだよね」
「ヤダ!」
この繰り返し。まぁ何とか気が変わったらしく行く事となったが、今度は出発間際に「アイス食べたい♪」ときた。
「いやいや、もう時間がないから帰ってからでいいでしょ?お昼前には帰ってくるよ」
「今食べたい」
この繰り返し。終いには泣き出す始末。困った奴だ。
「じゃあパパ一人で行ってくるよ。○○(息子)はお家で待っていて下さい」
と言って出て行こうとすると、しばらくして「...わかったよ」とやっと出発してくれた。チャリンコ置き場で同じ幼稚園のお知り合いとバッタリ出会う。知人のお父さんは「僕、昨日この参観の事を聞いたんですよ。父の日なのに父親が子供を送っていくのもなんですよね。シャレが効いているというか。ちなみに幼稚園の場所を知らないので一緒に行ってください。」爆笑。僕と会わなければどうするつもりだったのだろうか?

幼稚園に着いて、息子と教室に向かったのだが、息子は中々教室に入ろうとしない。??教室に入ったら、いきなり男の子と遊び道具の取り合いでケンカのようになる。「おいおい^^;だめじゃないの」と止めようとしたら、その相手のお母さんが「あ~、いいんですよ、ウチの子と○○君(僕の息子)はいつもこうやって戦いゴッコしているんですよ♪」...様々な見方があるものだ。どう見ても2人は本気だったのに。しばらく見ていたら、どうもウチの息子はまだクラスの輪に入り切れていないようだった。仲良くしたいと友達に接してもうまく表現できなくて、押したり叩いたりしている。でもこの年齢の子供は集団行動がうまくできるわけもなく、人見知りする子はこんな感じになっちゃうんだろうな、と僕の子供の頃を思い出しながら黙って見ていた。そうしているといきなり僕のところに走って抱き着いてくるので、首から提げていたデジカメや腕時計に頭をぶつけて痛がっていた。可哀想な事をしたと思ったが、ちょっと笑っちゃったりした(ごめんね)

父兄は一旦教室から出るように言われ退室すると、息子は何度か教室から脱走して僕の所に来た。他の子達は大人しい子が多いらしく、脱走なんてするのはウチの息子だけ。何度目かの脱走のとき、先生が追ってきた。「○○くぅん、教室入ろうよ、ね?ね?」ウチの息子は明らかに嫌がっている。先生に半ば無理矢理教室に連れて行かれ、渋々ながら息子は席に着いた。ちなみにこの幼稚園は1クラス2人担任制です。またその御2人とも若い女の先生だ。大変だろうなぁ、年少さんクラスの担任は。しかも可愛いし。あっそれは関係ないか^^;

その日の授業は「お父さんと一緒に小麦粉粘土を作って、いろいろな形を作って遊ぼう!」というものだった。こういうのは僕は大好きだ。「おうちでホットケーキを作るのに似ているね~♪」最初は楽しく2人で作っていたが、そのうちに「僕だけでやる~」となった。しばらく息子の思うがままにさせていたが、
「ねぇパパにも少し頂戴♪」
「やだ~」
他の家族は小さなオブジェをお父さんが手伝いながら作っていて、可愛い作品が並び始めていた。ウチだけ何も作品なし。先生が「何作っているの?○○君♪♪」と訊くと「バス~」とただ練っただけの大きな粘土の塊を自慢げに見せていた。「へ~、かっこいいな~」と先生のリアクションには明らかに無理がありあり。暫くすると今度は少し長めに粘土を伸ばして「見て見て~♪」と大きな声で叫び始めた。
「今度はなぁに?○○君♪」
「チ○ポ~♪♪」

orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz orz

普段から「ドリフのDVD」や「クレヨンしんちゃん」を好んで見ている悪影響が思い切り露になった(笑)

「...ははは」
先生は引きつりながら笑っていた。

人の粘土を取ろうとしたり、作ったものを壊そうとしたり。その都度「おいおいダメだよ!」と慌てて止める。困った奴だなぁT_T

でも最後の帰りの会では楽しそうに先生の紙芝居を見ながらお別れの歌を歌っていた。ホッ。帰り際に先生に「本当にご迷惑をおかけしていますが、今後も宜しくお願いします。<(__)>。ウチの奴は厳しくしてもらって構いませんので。」と言うと「いえいえ、こちらこそお願いします。では厳しくさせてもらいます(笑)」と言ってくれた。いやいや、幼稚園の先生は本当に大変だよ。よくまぁここまで何も出来ない子供達を大人しくさせる事ができるようになったものだ、と感心した。

帰りがけの自転車で、息子は僕に「楽しかったね~」と言っていた。おおそうか、楽しかったのか。良かった良かった。幼稚園はそれが一番だ。
「御家でも粘土で遊ぼうね。でも、お友達の作ったものを壊したり取ったりしちゃダメだよ」
「なんで~??」
「(な、なんで~?だとぉ??)だってお友達がせっかく作ったんだから。お友達悲しくさせちゃいけないよね?○○(息子)だってそんな事されちゃ嫌でしょ?」
「いいよ~」
「(へ??)でもこの間読んだ絵本に書いてあったじゃん。お友達の作った積木の家を壊しちゃって、『ごめんね』って謝ってたじゃん。」
「??知らな~い」

・・・どうもウチの息子には道徳心を一から叩き込まなければいけないようだ・・・

でも、男の子だからね。少々悪くても正義感の強い子になってくれればいいか!!
と、最後は親バカで終わる今日この頃であった。

2011年6月22日水曜日

VIVA! 野菜!! ~オヤジなりに食を考える Part8~

今回は結構真面目な話だ。(ホントか?しかも今まで不真面目だったのか?)
6月8日の夜、普段通りに帰宅している途中、ふと眩暈がした。急に体に力が入らなくなり、途中駅のホームで30分ほど座っていた。というより動けなくなった。「救急車呼ぼうかな」と思ったくらいだ。その日は何とか家の最寄駅までたどり着き、タクシーで家に帰った。次の日半休し(その日で出向会社が解散するので最後の日に休む訳にはいかないと)午前中に家近くの循環器系の病院に行きレントゲンと心電図・血液検査を行った。総合病院には普通病院?からの紹介状が必要で、また普通病院?は何か異変が見つからないと紹介状を書けない。結論を言えば何か病状が異常にならないと総合病院には行けないという何ともおかしな話だとも思えるのだが、ルールなので仕方がない。結果、全てにおいて異常なし。「若干、心臓の脈が遅いかなぁ」といった程度。明らかにその日も手や頭が痺れているのに、である。それから何とかごまかしごまかし過ごしてきた。主食はソーメンやうどん、蕎麦。食欲が湧かないのだ。そして昼飯はサラダと野菜ジュース。何となく体調良くなったかな?と思っていたが、先週金曜日の午前中にどうにもならなくなり、会社の休憩室で1時間ほど寝てしまった。会社の休憩室にお世話になったのなんて初めてだ。自分の体が信じられなくなってきた。土日は何とか過ごしたが、今週月曜日に再度会社で気分が悪くなり、早退した。

「...精密検査受けようかな...CTスキャンとか」

月曜日の帰りがあまりに早かったのでさすがにカミサンも気づき、用意してくれたのが タマネギのスライス。これを醤油を少しかけて食べたら、かなり気分が良くなった。有難いなぁ。感謝。そして火曜日からリンゴジュースをガブ飲みしている。リンゴはどんな病も治すという言葉を信じて。それ以来、今でも頭がボーっとなる事はあるが以前程酷くはなくなった。僕なりに原因は思いつくものがある。

1.太り過ぎ
2.寝不足
3.間食のし過ぎ
4.運動不足
5.パソコンの見過ぎ

そして今日の昼食はこれだ。



グリルチキンのシーザーサラダ・鳥サラダ・フルーツ野菜ジュース(リンゴ入り)

どこまで野菜やねん!!!

すっかりベジタリアンになった。いっそのことダイエットも成功させよう!

今日の格言:タマネギスライスとリンゴジュース・野菜ジュースは最強だ!

2011年6月20日月曜日

娘の頑張り!そして最高の父の日



ウチの娘はピアノを習っていて毎年6月に発表会がある。去年も娘のエンジンのかかりの遅さにかなりハラハラしたのだが、去年最終的に何とかうまく行った事が油断になったのだろうか、今年は去年に増して当初は殆どやる気を見せていなかった。先生も毎回のレッスンで練習をした様子を感じない娘にあきれたらしく何度か本気で怒ったらしい。僕に最初に発表曲を娘が弾いて聴かせてくれたのが、確か3ヶ月ほど前だったように思う。「まぁ3ヶ月あれば何とかできるんじゃん?大丈夫大丈夫!」なんてその後も土日は娘と遊びほうけていたのだが、1ヶ月半ほど前に聴いて「全然変わってない!」と、娘の暢気さにちょいとまずいなと感じた。その時は「全然弾けてないじゃん。スタッカートとかリズムとか、それ以前の問題だよね。まずは間違えないように弾けるようになる事が大切なんじゃないの?気持ちを込めて丁寧に弾く練習から始めなよ」とかなりツッケンドンな事を言ってしまった。娘はムッとした顔をしていたなぁ。

それからは毎週末に聴いていると、少しずつ上達していく姿が分かった。

・ゆっくりでいいからまずは間違えないように弾ける事!
・指に憶え込ませるくらい、何回も何回も弾く事!
・自分なりに気持ちを込めて丁寧に弾く事!

ピアノに関しては素人の僕だが、姉や友人にピアノ経験者が多く、また遊び半分ではあったが一応バンド経験もある(ギターとベース)僕なりに言い続けた事はこの3つ。まぁ素人は所詮そんな程度しか言えないから。そしてカミサン(バリバリのトロンボーン奏者)と先生の細やかなアドバイスで娘は頑張ってきた。しかし1ヶ月半なんてあっと言う間に過ぎていくものだ。未だに最後までミスなく弾ける事なく、昨日の発表会を迎えた。
娘の発表会演奏は夕方からだった。朝、「練習する!」と娘は早起きし、ピアノに向かった。たどたどしく何度かミスしながらも練習。まぁそれなりに曲の雰囲気は感じれるかなぁ。。。買い物に僕が行こうとすると「一緒に行く!」と付いて来た。歩きながら娘と話をした。

「はぁ。早く終わんないかなぁ。ドキドキするよ。」
「でもそのドキドキはパパみたいに大人になっても何度もあるんだよ。」
「ふーん、パパもドキドキしたりするんだ。どんな時?」
「お客さんの前でうまく説明できるかな?とか、お客さんがパパの作ったプログラムで喜んでもらえるかな?とか、いろいろあるよ。でもそういうドキドキがあるって楽しいじゃん?『まだまだ勉強足りないな。自分はまだもっと良くなれるはず』ってさ。」
「でもなー、失敗するとママや先生から凄く怒られそうだからさー」
「別に怒られないよ。もうここまで来たら、後は今までやってきた事を気持ちを込めてやるしかないんじゃないの?いい事教えてあげようか。」
「ん?」
「みんな初めて曲を聴く人達ばかりなんだから、失敗したかどうかなんて分からないと思うよ。それにプロのミュージシャンだってコンサートで間違ったりしてるんだよ。それも一杯ね。でも気にならないんだよ。大切なのは細かい事じゃなくて、聴いている人が『あー、いい曲だなー』とか『あっこのメロディが素敵だな』とかそう思える事だと思うよ。だから今までしてきた事を気持ちを込めて丁寧に弾く事だよ。余計なことを考えないでさ。」

帰ってきてからも、娘は何度も弾いた。どんどん巧くなっていった。「大丈夫だよ!」僕とカミサンが娘に話しかけて、発表会に向かった。実は僕もドキドキしていた。間違わなければいいな。途中で止まらなければいいな。そんな事を考えながら娘の演奏を聴いた。

僕は娘の底力に感動した。カミサンも先生もビックリしたらしい。「○○ちゃん(娘)、今日は随分うまかったじゃない。本当に良かったよ!」普段厳しい先生が笑いながら娘に語りかけてきた。娘も喜んでいたな。そして帰りにお祝いの食事をしに行った。「パパ感動しちゃった」娘にはお世辞ではなくそう語りかけた。娘は黙って聞いていた。帰ってきてから、僕は少なくともこの動画を20回は観ている。親バカだよね(笑)

今日は父の日だった。息子の幼稚園で「父の日参観」があり(この詳細は後日書くとして)息子から幼稚園初の作品であろう(?)栞をプレゼントしてもらった。またその間にカミサンと買い物に出かけていた娘からは財布をもらった(お金は当然家計から)。僕は幸せものだ。嬉しいね。午後は父の日参観で息子と一緒に作った小麦粉粘土で遊んだ。最高の父の日をありがとう。My Flower and Sun♪

2011年6月14日火曜日

新しい家族


実は我が家に1か月程前から新しい家族が増えた。といっても人間ではなくペットなのだが。知人から戴いたハムスター君である。2月に生まれたそうなので、まだ4ヶ月しか経っていないのだが既にかなり大きい。名前は当初「ハムちゃん」だったのだが、娘が「スターちゃん」と改名し、息子が「スタちゃん」と略式化し、かみさんが「スタ郎」と勝手に雄と決めつけて今や「スタ郎」で落ち着いている。
しかし僕はこの新しいペットの話を聞いたとき(そのときには既に決まっていたのだが)少し嫌な予感がした。僕が幼少の時(確か小学生低学年時)に姉がハムスターを飼って1週間程度で死んでしまった事を思い出したのだ。「確か、ハムスターなど小動物は神経質で人間に対して警戒心が強いので、慣れないとストレスで死んでしまったりするんだよなぁ」と。だけどなんのなんの(笑)前の飼い主の育て方が良かったのだろう、殆ど人見知りをしない。手のひらに乗せても何処かに行くそぶりも見せない。籠から出しても逃げもしない。ホントかい!?今やすっかり家族の一員となった。
スタ郎はかなりのおデブちゃんで、食べてばかりいる。別に誰も取らないのだが、必ず餌を寝床やトイレに隠す。そして掃除をして寝床とトイレを綺麗にするとアタフタしている。かわいい奴。そして昼間は大方寝ていて、夜になるとカタカタと活発に活動し始める。名前はよく分からないが、走ってクルクル回る遊具が大好きで、夜中にカタカタ走り回っているが、一向に痩せる気配を見せない。不思議な奴。
こんなかわいいスタ郎ではあるが、僕には不満が一つある。何故か僕にはあまり慣れてくれない。手のひらを差し出すと必ず噛まれます(T_T)。スタ郎、そろそろオジサンを仲間と思ってくれよ。毎週末にあなたの籠を掃除しているのはこのオジサンなんですけど(泣)。そんなに警戒しなくてもいいじゃん。でもまっいいや!だってかわいいからさ。その内慣れてくれるでしょ♪と安易な考えでいる今日この頃。

写真は僕を見るとすぐ寝床に隠れるので、何とか起きている姿を撮影した渾身の一枚!(大げさ)でも良く考えたら娘やカミサンが手にとっている大人しい時間に撮影しちゃえばいいんだよね。うん。次はそうしよう。

2011年6月13日月曜日

循環

原発問題について少し書こうと思う。ちょっと視点を変えて。
冷却水の循環がずっと必要だと語られていたよね。もう建屋も格納容器も破損した(圧力容器も破損しているが)状況では、その冷却水循環も無理になったようだが。なので今放水している水は、ダダ漏れな状態になっており汚染が外部に溢れる危険性を今も秘めているわけだが。しかし循環は冷却水だけではなく、『経済的』にも非常に重要な論点だと思うのだ。何故なら脱原発を実現するためには、それに代わる雇用の代替産業が必須だからだ。エネルギーの代替だけでは論議が不十分だと思うのだ。

ツイッターのTLを見ていて、特に福島県民の方々の中に「脱原発」の動きに醒めた意見を投稿する方々がいる。「放射線量は福島県全域が高いわけではない。なのに福島を一括りに語るのはやめろ!」「それにぶっちゃけここで生活してきたんだ。ならば生きていくためにどうすればいいっていうんだ!?」「避難しろっていうけど、そこで仕事があるのか?」などという気持ちなのだろう。僕も福島県民だとすると、そういう気持ちになるかもしれない。なので福島を一括りに語るのはやめたほうがいいよね。

では、実際に放射線物質に汚染された地域の場合はどうだろうか?原発で働いている方々もいるだろうし、農業や漁業に従事している方々もいるだろうし、一概に「避難せよ」「もう食べれない」「原発反対!」なんていう言葉を受け入れろとは言えないよ。戦争を体験した世代は貧しい時代を過ごしてきたので「少々の汚染なんてとやかく言うのは贅沢だ」なんて思っているかもしれない。

だから結局は「代替」を用意しないと話が進まないと思うのです。仕事しかり、住む場所しかり。そしてその選択は正しい汚染の数値を提示し乳幼児における危険を示した上で、自由選択という事になると思います。僕は原発は代替エネルギーを用意しながら少しずつ廃止すべきだと思うし、子供は避難すべきだと思うのだけど、その意見を押し付けるのはやはり酷なのではないかとも感じる。難しいよ。でも時間かけてもみんなで努力すべき事だよね。

岩手・宮城の被災者で、仕事を失った方々はまた別だ。彼らこそ代替産業を考えなければならない。しかしそれは地元にお金を自由裁量で落とさないと、他県業者がその復興費用を持って行ったら意味ないからね。なので高橋洋一氏が朝生で語っていたように「とにかく権限とお金をそのまま地方に渡して、後は責任が俺がとる!という政治主導が大切」という言葉につきるんじゃないかな。つまり復興に充てられたお金はその地方を循環するものにしなければならない、という事。

原発一つ考えても、今までのやり方を変えていくのは大変だね。でも脱原発は今がチャンスなので大方針を掲げて、原発従事者や被災者の気持ちを重んじながら少しずつ変えていく事が大切なのではないかな?と思います。6.11の脱原発デモを観ながら、その動きに賛同しつつもちょっと複雑な気持ちになったので書いてみました。うまくまとまらなかったけど。

今日から新会社

今日から違う会社に出向となりました。とはいえ周りの面子は変わらないけど(笑)
電話の応答も、何回か間違えたなぁ。15年ほど前に、初めて出向になった時を思い出します。明日は間違えずに社名を言わなきゃ。そして同じ会社の方々からの電話に「お世話になります」ではなく「お疲れ様です」と言えるようにならなきゃね。。。。何だか新入社員のようなセリフだ(笑)でも大阪の先輩も同じ事を考えたようで、僕がたまたま電話に出ると「おお!ちゃんと言えてるやんかw」と言われた。当然だっちゅうの。大阪事務所は出向先が元々大阪に構えているビルに移転して今日が初めての出社だったので本当に新入社員気分だったそうな。

後輩から、金曜日に行われた入社式の事を少し聞いた(出向者の僕は不参加)。「開発部は実は7割程女性みたいですよ♪」「残業代も申請していいみたいです♪」「開発部は完全フレックスみたいです。」と話してくれました。おお。女性が多い仕事環境なんて本当に久しぶりだよ♪♪でもなぁ、本社は福井県にあるもんなぁ(困)。まぁそのうちに転勤(単身赴任)になるだろうけど。いつから始まるのやら。

まぁ、そんなこんなで今日からは毎日このようにブログを書いていこうかな、と思う今日この頃でした。(本当なのか??)

2011年6月3日金曜日

インチキ政治ショー

今日(昨日か)、何とも下らない政治ショー(茶番劇)が行われたので書いておく。これは僕の「Fuck民主党宣言」である。少々汚い言葉を使うかもしれない。それ位ムカムカしている。

そもそも今何故『内閣不信任案』に僕は賛成だったのか?今は震災と原発による大変な状況であり、特定の政党・政治家と官僚だけではとても対処できないので、あらゆる面で党派や官民の壁を越えた総動員での対応を余儀なくされている。なので本来ならば内閣不信任などすべきだとは僕は思わない。しかし菅内閣が与野党の壁どころか民主党内ですら挙党一致できていないため、せめてトップの菅首相だけでも変わるべきではないか、という思いからだった。この震災で本当に苦しんでいる方々は多く、政治家同士の政局的争いなどは一先ずさておき被災者の方々の為に尽力すべきと思うからだ。この段階で「いや、それは政治の世界には関係ない。政治家の世界が優先されるべきだ。」というならここでこの議論はおしまい。しかし僕はそうは思わないので続けて書く。第一、与党に返り咲きたい自民党だって単に自分達の存在感と欲望のためだけではなく、『国難の時なのに与野党スクラムを言ってくるわけでもなく、見ていたら何とも頼りないので堪らず』という気持ちもあったと思う。アンチ自民党の僕ですらそう思うのだ。

まずは昼の民主党代議士会で冒頭菅首相から「震災の状況が落ち着き、第2次予算が通った後は、若い人に変わってもらおうと思う」と発言した。絶対にやめない宣言をしていたあの首相が、である。その後に鳩山氏から昨日首相と会談し、幾つかの項目を提示し、早いうちにおやめいただく確約を取ったとの発言があった。その次は原口氏が「子供を守って下さい」との旨を発言した。鳩山・原口両氏は以前から菅内閣の手法を批判しており、前日には不信任に賛成する人員の会合にも顔を出していた。その2人が「挙党一致を結束するために、不信任案には反対しよう」と言い出したのだ。

政治家の決断とは、そんなにも軽いものなのか?

また、菅首相が条件として挙げた
・震災の状況が落ち着く事
・第2次補正予算が通る事
という命題は、ではいつ叶うのか?・・・震災は原発を含めればまだまだ収束しない。時期は未定だ。つまりは『首相をやめません』と言う事と同じだ。いや、一度そんな発言をしたらもう首相は続けられないだろう、という方がいるが、断言する。菅首相はやめない。何故なら震災はまだまだ落ち着かないからだ。

こんなに簡単に騙されるのか?被災者の苦しみはそんなに軽々しいものなのか?

はっきり言おう。菅・鳩山・原口の完全なる出来レースである。国民の事なんて考えていないのだ。自分と、そして民主党の方が大切なのだ。後で民主党代議士会を実際に録画で見たが、会の最初から最後まで『党の存続は絶対で、かつ党は内閣を守る事が前提だ』という宗教的空気に包まれながら粛々と行われていた。村越氏と岡田氏の会議内での発言にも、その考えがはっきりと表われていた。

国民よりも党の存続、そして自分の政治生命が優先

ふざけるなよ!!!国民の代表が国民の事をまともに考えていないのだから。しかもそのくせ「国民生活が第一」だとさ。舐められたもんだよ全く。真剣さなどほとんど無い。すべて自分の票のためのパフォーマンスだ。本当に国民の事を真剣に考えていたら、菅首相を即退陣させたはずだ。つまりその気が無いわけだ。あ~あ、小沢さんもこんな党員を抱えて大変だったんだろうな。今日も最後に梯子をはずされて。党を離脱するのかな?と思っていた。そしたらNHKニュースで『今までなかった言葉を引き出せたから、投票は自主性に任せる』と小沢氏が発言した、と流れたとの速報。???先日のインタビューでは「今すぐにでもやめるべきだ!」なんて威勢よく発言していたのに。そしてピーンときた。「・・・逃げた!」その通り、衆議院国会は欠席した。

なんだそりゃ???あの威勢の良さは何だったの???結局は民主党かわいさか?それとも自分の身の安全か?

しかも一部小沢派?の若手議員も不信任案の投票を棄権した。棄権とは、賛成でも反対でもなく、自分の意思を示さない僕から言わせれば一番卑怯な選択だ。これが小沢氏のいう2大政党制の実現の結果なのか?しかもこんな国難の時にこの有様かよ??

一気に空しくなった。

松木さんと横粂さんだけが賛成票を宣言通り投票。松木さんは泣いていたそうだ。「僕はまじめに考えただけだ」と。偉いね。というより当たり前なんだけどね。こんな当たり前の事も出来ない連中なんだよ。その理由が保身と党の存続なんだとさ。もうやめちまえ!つまんねー連中だ。こんな連中に税金払っている事が空しくなった。みんなの党の松田さんも僕と同じ発言をしていたね。それが人として普通な事。難しい事でも何でもないよ。前日まで言っていたことを当日実行するだけなんだから。それすらしないなんて。

今まで民主党のことは、少しは応援してきたつもりなんだけど、もうやめました。

国会の演説は面白かったなぁ。僕は自民党の大島理森さんなんて全く興味ないけど、今日の演説は僕が民主党員なら「いやいや全く御尤もでございます。」という内容だもん。見ていて何度も頷きながら笑ったよ。「まぁよく言うよなぁ」という気持ちも少しはあったけど(笑)。それに比べて山井さんの演説の惨かったこと。土下座ときたもんだ。

「何故、資料を隠したんだ!人災だ!」
「まだ続けさせて下さい。お願いします!」

上記の会話って成立するの?でも両者の演説をかいつまんで書くとこうなるぜ(笑)

そして、まだ見ていないが早速菅首相が「え?首相はやめませんよ^o^」宣言したらしいね。

民主党(衆議院議員)は詐欺師の集団。だって詐欺師をトップに置くことを党員全員で賛成したんだからさ。

さようなら、民主党。

2011年6月2日木曜日

内閣不信任案の提出

久しぶりに政治に対して思うところを書き連ねようと思う。

僕は昨年来より菅政権、というより菅首相(及び仙谷氏)を批判してきた。罵声を浴びせたと言ってもいいかもしれない。僕は実は菅直人さんを野党時代から支持してきた。民主党が政権を取り菅さんが国家戦略局担当大臣になったときは喜んだ。国家戦略局こそ民主党の民主党たる政治シンボルであり、僕が一番に期待していた組織だったからだ。しかし菅さんからはメッセージが届いて来なかった。「熟考中」という言葉ばかり
。彼が力を入れてきた林業再生やバイオ技術はどうしたのか?新しい成長産業を立案しないのか?待っても待っても何も無い。そのうちに菅さんは財務大臣になり「デフレ宣言!」した事は評価したが、またそれまで。それに鳩山政権を崩壊させた沖縄問題に関しては、担当でありながら何も手を付けたり協力した気配もなし。あれれ?そう思っていたら鳩山さんの後の総理大臣になり、いきなり「沖縄の普天間基地移設は日米2+2での決定を継承」と早々と宣言。その宣言を聞いて僕は菅さんの究極なまでの現実主義者ぶりを感じた。僕の菅さんに対する期待を砕く瞬間だった。その次は参議院選挙における「消費税増税」宣言。民主党に期待された『新自由主義思想により歪み痛んだ日本の再生』『国民の生活が第一』を否定するかのような、まるで喧嘩を仕掛けているかのような相反する政策。無駄を削減するといっていたではないか?もう無駄はないのか?それに地方分権はどうした?取調べの可視化は?クロスオーナーシップ廃止は?会見のオープン化は?そして参議院は惨敗。当然だ。自民党政治と変わらない。それなら政権交代の意味はない。業を煮やして総理大臣に小沢一郎氏が名乗りを挙げると、今度は思い切り悪者扱いだ。そもそも小沢氏の陸山会金銭授受問題は、彼が既に野党時代の話であり、もし仮に賄賂性があったにせよ『あっせん収賄』までの問題だった。しかも検察の立件内容は極めて怪しく信憑性もない。同じ政党ならば検察に対して戦うべきではないのか?しかし逆に悪者扱いした。『推定無罪の原則』があるにも関わらず。そして「412人での挙党体制」なんて言いながら実際は小沢氏を排除して仲間内だけで大臣を固めて仲良し政権を完成。嘘までついた。今度は尖閣諸島問題での中国漁船拿捕・釈放の責任を沖縄地検(だったか?)に押し付けた。無責任と勝手気ままな発言のオンパレード。もうぶち切れた!!それから僕は菅首相さっさと辞めろ宣言をTwitterなどで繰り返してきた。

しかし東日本(東北)大震災が起こり、僕は菅政権(というより菅首相)に対する批判をやめた。あまりにも震災による被害が大きく、また原発の被害が想定外であったと思われたためだ。むしろ僕は心の中で菅政権を応援していた。これは誰が対処しても変わらない。国民や官僚や知識人などを総動員して対処すべきだと今でも考えている。しかし、ここ最近考えが変わってきた。震災の復旧を国民挙げて対処すべし、とのメッセージも聞こえてこない。原発の被害状況が福島に明かされているようにもあまり感じない。原子力保安院や委員会・東京電力との事故報告の食い違い。義捐金は被災地に届かない。更に、だ。この期に及んで消費税増税だ!TPPもドサクサ紛れに話がなし崩しに進められそうだ。フランスからの法外な原発廃去の為の金額提示にも対策を講じている様子もなし。沖縄の辺野古基地新設は沖縄県民の民意無視で推し進められている。なおかつオスプレイも押し付けられようとしている。なんなのだ?この主体性と戦略性の無さは?僕は細野さんや枝野さん辺りは、あくまで組織運営上菅首相を立てているだけのように見える。菅首相のリーダーシップと戦略・理念のあまりの無さに組織が一つにならないのだ。英知が一つにまとまらないのだ。それならば一刻も早く菅首相だけでもご退陣いただこうではないか!と。

今日、自民党・公明党・たちあがれ日本による内閣不信任案が国会提出された。僕は自民党なんて全く評価していないが、それ以上に菅首相退陣の方を選びます。この不信任案に対しては、例え民主党議員であれども今の政治の現状と国民生活・被災者・東日本の復興の為を第一に考えて賛成・反対の結論を出してほしい。不信任案が否決されたら、はっきり言って僕は日本の政治(特に国政)に対して見切りを付ける。どうでもいい。ならば国民が立ち上がり地方から国の権限を奪い取るのみ。今の国政政治家なんて要らないよ。総入れ替えだ。そもそも僕は2大政党制は無理があるように感じていた。もう政界再編で小さくても政治理念が一致したメンバーでの政党の集合体でいいよ。その方が分かりやすい。そして案件に対して党派を超えた判断で対処していけばいいのだ。

特に民主党議員の皆さん。本気で決断してほしい。本当にこのまま菅首相で良いのか?

2011年6月1日水曜日

フェアトレード

フェアトレード:公正な貿易(商取引)
今週、マル激トークオンディマンドにて特集として取り上げられたテーマです。

「フェアトレードで被災地支援を」

このフェアトレードという言葉は、僕が今までTwitterやブログで語ってきた『資本主義の歪み』という提言に対する答えを大変適切に示していたので、ブログに書き留めておこうと思いました。

すなわち

1.生産者に対する買い叩きを行わず、公平な立場で利益を分かち合う
1.困っている地域の商品を購入する事で援助する
1.生産費用をファンドなどの基金で供給し、生産物や生産者利益により還元してもらう
1.安い労働力を探す事で、大きな効率化などによる利潤を追い求めない
1.地域地場産業を支える事で助け合いの精神を生み出す

などである。

僕は行き過ぎた新自由主義思想が台頭してきた頃から、資本主義(特に日本)が歪んできたように感じていた。高い利潤の投資商品や、効率化をやたらと強調するビジネス理論を見るにつけ、口ではうまく言えなかったが「何かが違う」と心の中で思い続けてきた。僕は自由主義思想は嫌いではない。むしろ好きだ。しかし今は行き過ぎている。そう思っていた。そして今、このフェアトレードを知ることで「この精神が僕が今まで言いたかった事なんだ」と嬉しくなった。この精神は助け合いや支援や無利子ファンドやカンパ・ボランティアなどに通じていく。そして地方自治などの「自分の地域は自分たちで守る」という自立精神に繋がるものだと思う。そして地方自治や国のあり方を模索する事で世代間の繋がりを生み、共生の社会が生まれるのではないかと思いたい。

結局は「自分を助ける為には他人を助ける事」なんだろうな。身近な人達からの連鎖(家族→親戚→友人→近所の住民...)が住みやすい社会を生み出すのだろうな。フェアトレード。この言葉と精神を忘れないでおこう。