昨日は参議院選挙だった。今回の選挙は悩んだなぁ。どこに投票すればいいのか。
いろいろ考えた末、比例区は昨年より政治を見ていて、一番活躍したとも言える(いろいろな意味で(笑))亀井静香さんのいる国民新党に一票投じた。(選挙区は国民新党いないので、まぁ。。という感じで民主党)
しかし、何となく自民党帰りが多くなりそうな気はしていたけど、まさかここまで民主党が負けるとは思わなかったよ。おいおい。
でも、俺の中で民主党の敗因ははっきりしている。大きくまとめて3つだ。
1.普天間基地移設の件でのグダグダ
俺は鳩山元首相が普天間基地移設の件で、単なる感情論としたとしても「国外。最悪は県外」と宣言した(させられた?)のは評価している。問題は、5/4の言葉だ。「勉強するにつれ、抑止力がわかった。」これは言っちゃいかんだろ!結局、最初の命題を否定する事になる。必然的に継続される問題にせよ、「民主党は、この問題に関しては当初の予定通り辺野古に基地新設とします。」と宣言したも同然だ。
2.公約の後退(というより、へたれ)
まだ政権発足から1年経たないにも関わらず、「子供手当ては来年度も満額不可能」とか、「事業仕分けだけで予算捻出を期待しないで下さい」とか、”へたれ”みたいな事をこの時点で言うなよ!原口さんなど苦労している大臣もいる事は知っているし、長妻さんも相当強く満額を主張している事も知っている。しか~し!!何だかやっている様子を見せればいいか、と”さばき”に入っているような大臣もいるぞ!!(誰とは言わないが)言った事を実現しようと精一杯努力してほしいものだ。
3.菅総理の「消費税」発言
1.、2.は、まだ同情の余地がある。努力しようとしているのが見えるからだ。しかし、この「消費税を含む税制の抜本改革を検討します!」の発言には、民主党寄りの俺でもフォローのしようがなかった。菅総理は、国民(特に地方)の疲弊や格差問題、正規非正規社員問題など、本当に収入の少ない人々の痛みを理解できていない。どんなに収入が少なくても、最低限の衣食住を満たさなければ生きていけないのだ。つまり、消費税増税は収入が少ない人にもろに直撃するのだ。なぜ、富裕層や大黒字企業に対して切り込まず、痛んでいる人をさらに痛めるのだ?菅総理のブレーン・小野善康さんは、「消費税より、むしろ所得税や贈与税」と著書に書いている。結局、菅総理はだまされたか寝返ったかのどちらかでしょ。はぁい、自民党と変わらなくなりましたぁぁぁ!!!.....この件で、俺は今回民主党に入れない事に決めたのだ。
(選挙区は仕方なく...だった。だって埼玉県って大した人いないんだもん(爆))
でも、逆にこれで良かったのかも知れない。政界再編が進みそうだからだ。でもこのまま自民と民主が大連立!なんて事になったら、日本は終わりだね。(はっきり!!!)
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