あぁ、また久々のブログ投稿になってしまった。自分の持続力のなさに嫌になる。Twitterは最近投稿が多くなったけど...関係ないか(T_T)
さてさて、本日、小沢一郎さんが9月の総裁選挙に出馬することが決定したそうな。この前の参議院選挙において、菅総理の迂闊な消費税発言が原因したか、今の内閣閣僚の状態を見ると改造した方が良さそうなので(何となく...)対抗馬が出る事自体は喜ばしい事と思う。(正直言って、俺は民主党=菅・岡田くらいにイメージしていて期待感もあったので、現在の彼らの状況にはかなりガッカリしている...)Twitterでも小沢氏の出馬でかなり沸き立っている。
でも、俺はTwitterでも何度か発言したが、いま一つ「小沢一郎マンセー♪」感は沸かないのである。何故か?それは下記の理由からである。
1.なぜ若手は出馬しないのか?
俺が感じている今の日本の大きな問題は、① 格差(世代間・地方間・職業)、② 利権(大手企業・官僚・マスコミ・アメリカ・金融他)、③ モラル欠如(道徳心・教育・共生心の欠落)の3点だ。確かに小沢さんは②に対しては戦ってくれると思うし、③に対しても人間的な厚みを見せてくれると思う。昨今の左脳的(論理・数値論)に偏った思考から、右脳的(感情・理念)思考への導きを行ってくれそうである。でも、それなら若手政治家だってできるはずじゃないか!というより、元来政治家はそうじゃなきゃ困るんだが...。俺には民主党だけでなく日本の若手政治家には「日本を背負おうとする情念」が決定的に不足していると思うのだ。原口さんに期待していたんだけど、時期尚早と判断したか出馬しなかった。前回の総裁選で出馬した(させられた?)樽床さんの活きのいい演説は、実は俺は大好きだった。彼が言った「人間やる気になれば何でもできる!」「努力した人間が報われる社会」というフレーズは最高だった。経験不足と言われればその通りだ。しかし、誰だって最初は経験不足なのだ。60歳後半の小沢さんに頼りきっている今の党の現状を悲しく思うよ。
2.実は小沢さんはリベラルである?
上記①に対して、小沢さんは「国民生活第一」という視点からいろいろと政策を打ってくると思う。でも、今年1月に出演した「カンブリア宮殿」で感じたのだが、彼は意外と先進的である。なので政策も過去に拘らない形で打ち出して来るように予想する。(公共事業など旧来方法の削減・あくまでも自助を基本とした地方主権など)本来であれば、これは日本が乗り越えなければならない試練なのだが、今の地方の疲弊を見ると、国民(地方)はそれに耐えられないように思うのだ。つまり、今の地方の状況は小沢さんの想定を超えていないかという心配があるのだ。小沢さんは「日本の次の産業はこれだ!」みたいなある意味押し付けは行わないはずだ。これは心配しすぎだろうか?国民は小沢さんの厳しさについていけるのだろうか?そういう面から考えれば、実は今一番首相になるべき人は「亀井静香さん」のような財政出動主義者ではないのか?という思いが俺にはある。
書いていてつくづく思うのは、「結局は国民1人1人が知恵を出し、挑戦して、助け合って、共生をしなければならない」という事だ。1人1人が日本の将来を考えて、自らの考えを持って行動する事、話し合う事、知恵やアイデア・技術を継承しあう事が重要なのだ。誰が首相になっても、そんなに簡単に日本は変わらない。ならば首相や政府に過大な期待を持っても仕方ないではないか。自分自身の人生なのだ。結局は自己責任なのだ。
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