2011年2月14日月曜日

白黒つけるメンタリティは是か非か?

はーっ。ツイッターに流れてくるニュースソースに腹立たしいのが多く(政治の事ね)、仕事の最中にも関わらずムカついて手が動かない。あーあ。いかんいかん。明日からツイッター及びネットの時事ニュースは就業時間後にしか見ない事にしよう。
どうでもいい事から始まったが、今日は本当にどうでもいい話を書こうと思う。最近巷を賑わせている『相撲の八百長問題』だ。この件に関しては、「裏金」「賭博」「警察の情報漏洩」など様々な問題を含んでいるが、僕は真正面から「八百長そのもの」という一番どうでもいい話(笑)にテーマを当ててみたい。
何だか八百長自体が問題である、それは国技であり神技である相撲という中で行われる事が問題なのだそうだ。そのように神聖な行事に八百長が行われているなら、いっそ公益法人を離れ、民営化を考えるべきではないか?などとまで飛躍して考える人もいたりする。いやー、そこまで厳格に捉えるべき問題なのだろうか?大体にして、あんなに飯をバカ食いする男達を食わせていけるほど、民営化で収益を上げられるとは到底思えない。褌担ぎまで数えたら、相撲取りの数はかなりのものだろう。しかも殆どが名も知れぬ存在であり、有名力士など数えるほどだ。それでも大衆の楽しみとして相撲は続けられたのは国の支えがあってこそ。
それにさ~、ビデオニュースドットコムで神保さんや宮台さんが言っていたように、「八百長の良さ」もある事を忘れないでほしいですよ。以前のプロレスがあそこまで大衆に人気があったのは、アントニオ猪木やジャイアント馬場が海外のレスラーを倒すところが痛快だったわけで、もし仮にその中に八百長らしき前打ち合わせがあったとしても、それはそれで知らなければいいだけの話なのだ。だって良く考えればアマレスでヘビー級はまるで世界に歯が立たないのにも関わらず、プロレスラーは世界に通用していた!という事自体が怪しいんだからね。今のプロレス界を見てごらんよ。総合格闘技なんてものになまじレスラーが参戦してしまってから、プロレスの特徴が全て胡散臭く語られるようになり、今や海外のトップどころもロクに来日しない。してもテンで敵わなかったり。”真剣勝負”を観る側が要求するようになってから本当にこじんまりした世界になってしまった。僕から言わせれば、『真剣勝負』という事実が『素晴らしきエンターテイメント』の存在を打ち消してしまったように思うのだ。どう思いますか?(...誰に問うているのか(笑))
何だか今は色々な面で「白だ!」「黒だ!」「左だ!」「右だ!」みたいな極論めいた論議が多いように感じる。「理想と現実」「清濁併せ呑む」という言葉もある通り、「ある意味どちらも正論だから、ではとりあえず皆が都合いい状況で良しとしておこうか」みたいな、ある意味いい加減な部分も世の中必要だと思うんだよね。それがないと何だか窮屈だよ。車のブレーキだって”遊び”がないと危ないでしょ?みたいな。まぁ、今日はそんな感じです。では。

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