2011年10月19日水曜日

何が問題なのか?

久しぶりに真面目な話でも書こうかな。

今日、昼休みにYoutubeでこんな番組を観ていた。まだ全部観てないけど、何だか観ていてがっかりした。

ニュースの深層 古賀茂明氏出演 1/3
ニュースの深層 古賀茂明氏出演 2/3
ニュースの深層 古賀茂明氏出演 3/3

何にガッカリしたかって、こんな悲惨な事故を起こしたにも関わらず、未だに独占体制を改めようとしない東京電力の企業体制に対してである。きちんと現実を顧みて、心入れ替えて欲しい。

しかし、だからと言って東京電力を思い切り叩こうという気にならない。何故なんだろう?きっとそれは、多くの社員は真面目で実直に仕事に邁進しているのだろうという思いからだ。つまりは汚れているのは会社員の一部だろうと想像できるから。だってこんなマインドの人達って巷に結構見かけるからね。

・金の事しか頭にないんじゃないかと思える人。
・初対面にも関わらず横柄に命令口調で上から言ってくるオッサン。
・人に迷惑かけても謝らない人。
・過去にお世話になったからという理由で、間違っている事をしている人にNOを言えない、恩義と道理を混同している人。

などなどなど。

問題はそこだと思うわけだ。だってさ、別に悪い事じゃないんだよ?独占って。綺麗事かもしれないけど。でもその独占や自分の地位に勘違いしちゃう心がいけないわけよ。実際、独占的な地方企業の中にだって社員も上層部の理念も立派な会社はあるからさ。

それに、古賀さんの語っているように、大幅な改革が良い結果をもたらすかというと、あまりそうとも思えないのです。物事は少しずつしか変わらないと思うし、必ず傷を負う人が出てくる。それに一線で頑張っている人達にはそれ相応の待遇もあってしかるべきと思いますよ。

「日本は国家財政と個人・企業資本を合算すると黒字なのに、1000万人以上の年収100万円台の人がいて、まともに仕事にありつけない人がいて、それなのに安い外国人労働力を大量採用しているという、富を国民で分かち合おうとしない現状と愛国心の無さ」が問題なんだよ。

その問題を解消するためにムダを削減したり増税再配分したりをすべきだという議論に行きつくわけで。そうでないと、結局のところ言う方も言われる方も納得しない。それに自分の行動だって褒められた事ばかりではないのだから、自分を戒める事こそが大切ではないのかね?

今日、久しぶりにTwitterで「おお!」と思ったツイートを見かけたよ。思わずリツイートした。

『@RyuichiSato

格差と若者の非活動性について(内田樹の研究室) いい文章を読んだ。「能力のある人間が抜擢され、無能な人間が冷遇されるのは当たり前」という格差を生み出す発想が、なぜ間違っているのか。』

人間は1人じゃ生きていけないんだよ。その事を忘れてはいけない。そこが原点であるべきなんだと思うな。そこを踏み外さない限り、いろいろな解決策が見いだせるはずだよ。

アメリカではウォールストリートデモが続いている。凄い時代になった。世界的に「共存」がテーマになっている。日本も立ち上がるべきだね。





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