2011年9月27日火曜日

梨園の手伝い

毎年8月下旬から10月中旬にかけて、梨園(かみさんの実家)の収穫時期になる。幸水・豊水・20世紀・南水・新高・などなど。義父・義母がパートを雇って収穫や出荷を行うが、てんてこ舞いである。今年は更に義父の腰痛が発症してしまったため力作業がなかなか難しい。そこで、23日~25日の3日間、微力ながら家族で手伝いに行く事にした。(毎年手伝えよ、みたいな)愛犬モグモグと、ハムスター(スタ郎)も一緒だった。22日の夜中に着いた時、動物があまり得意でない義母は犬とハムスターを見て「いやだなぁ(苦笑)」と言っていたが、次の日には「モーグたん♪」なんて可愛がっていた(さすがに触れないが)のには笑ってしまった。  過去にも何度か手伝った事はあるが、年を超えると忘れてしまっている。収穫や選別などは出来ない僕は、もっぱら雑用だ。箱詰め・荷積み・包み紙を取る・袋詰め・接客などなど。1日目は午後3時30分頃から息子が駄々をこね始めたのでそのままフェードアウト。2日目はかみさんの友人夫婦が昼に訪ねてきて、そのまま外出。3日目は昼食の後、家族で百人一首と、大して活躍はしなかった。それでも義父母には感謝されました。そんなに過大評価されて、何だか申し訳ない気持ちになった。  今回感じた事を書こう。1つは原発事故による放射能汚染に関して。かみさんの実家は群馬(安中市)なのだが、放射能汚染に関して敏感になっていると思った。梨園には看板で「今回の原発事故に関して放射線量を調査したところ、数値は現われませんでしたので安心してお召し上がりください」との文字。全国各地で汚染が報告され始めているからね。その影響もあってか、客足も少し鈍いような気がした。(今年は天候の関係で梨の成長が遅いという事も関係しているのかもしれないが)。2日目に遊びに行った安中榛名駅近くの公園では、業者の方(日立関連)がガイガーカウンターを持って計測していた。聞いてみると「駐車場の辺りは0.1μsv/h程度ですが、芝生の近辺は0.3μsv/hと少し高めですので、小さいお子さんは避けた方が良いかと思います。」と丁寧に答えてくれた。でもうちらは思い切り遊ばせたけどね。この程度の数値で気にしていたら、はっきり言って関東近辺では生活できない。厳しい世の中になったものだと痛感する。  2つめは、愛犬が畑で異常にハイテンションで遊びまわった事だった。やっぱり田舎はいいね。子供も家近くの林で栗を拾って楽しんでいた。拾ってきた栗は茹でて食べた。美味しかったな。  埼玉の家に僕だけが日曜日に帰ってきたら、かぶと虫の雄(かぶ吉)が死んでいた。もう可哀想になったので、残ったメスを外に放してあげた。早く解放してあげた方が良かったかなぁ。もう虫を飼うのはやめようと思う。早い死が悲しすぎるから。

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