12日の日曜日、たまにはどこかに行くかという事になり、池袋サンシャインの水族館に行った。娘は行くことが楽しみで仕方なかったらしく、「早く行こうよ。」と朝から僕らを急かす。
「いや、でも朝10時からしか始まらないよ。それに水族館は2時間もあれば十分だしね。」
「いいの!早く行くの!」
という事で、午前11時位にはサンシャインに到着したような気がします。
娘は初めて(?)の池袋だったので、サンシャインの建物などを見て「うわー、高いね。」と楽しんでいた。息子は実はあまりそういう事にワクワクしないようで、いたってクールでした(笑)。でも息子は行く前に「イカさんやタコさんが見たい!墨を吐くところを見たい!」と言っていたので、大きなタコやイカを水族館で見て、かなり喜んでいた。
しかしその肝心のタコやイカを撮影するのを忘れているから俺はアホなんだよ orz
館内では子供達は結構楽しんでいたようだった。娘はビデオ撮影もした。
しかし人ごみには疲れたみたいで、「この水族館には今日なら何回も入れるんだって。ご飯食べたらまた来ようか?」と訊いて「うーん」と娘は答えていたが、結局戻っては来なかった。
ご飯を食べて少し館内の店を探索したが、娘も息子も飽きてきたのか疲れたのか「もう帰ろうよ」の合唱。せっかく来たのにorz でも犬(モグモグ)を一人ぼっち(1頭ぼっち?1匹ぼっち?)にしたのも気になっていたので、3時には池袋から出たように記憶しています。
帰った後、家で「今日は楽しかったね」と言うと、かみさんが「うーん、何だか狭かったね。鴨川シーワールドの方が広くていいなぁ」と、東京の建物事情をまるで無視したかのような理想論を返してきた。いやいやいや、仕方無いじゃんビルの中なんだから、と思っていると、娘は意外にももっと鋭い事を言ってきた。
「何で東京ばかりあんなに建物があるの?埼玉につくればいいじゃん。もっと大きい水族館もできるし、人もあんなにいないよ。○○(自分の事)、東京嫌い。全然いいと思わない。人が多すぎる。」
全くもって、ごもっともでございます。でも、僕なんて娘の年頃では東京に憧れを持っていたし、結婚する前くらいまでは東京大好きだった。東京で働いているのに「だった」という過去形というのも何だが(笑)だから娘の言葉を聞いて「でも東京を嫌いになるのは少し早すぎないかなぁ」とも思うのだ。
しかし冷静に考えると、娘の気持ちもわからなくもない。というのも、何だかんだ娘は東京に行く事も多く(親戚の家に行くために渋谷で乗り換えたり、息子の歯医者に付き添ってお茶の水に行ったり、母親の油絵の展示会で野木坂に行ったり)、また大宮やかみさん実家近くの高崎に行けば十分に地方都市を楽しめる。そして僕とかみさんの地元には自然が豊富な田舎だし、今住んでいる戸田公園にしても車で少し行けば道満グリーンパークなどの大きな公園もある。ちょうどいい環境にいるんだよね。なので東京には「狭!人多!めんどくさ!」みたいな気持ちもあるんだろうね。ちなみに今まで「行きた~い♪」と叫んでいた東京スカイツリーにも興味が無くなったらしい。「東京タワーで十分だよ。三丁目の夕日にも出てくるしさ。」なんだそうだ。
人生の中で1度は東京を経験した方がいい、という思いのある僕としては、少し複雑な気持ちになったのでした。
あ、そうそう、息子はまだ東京には全く興味がなさそうでした(笑)
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