2011年7月20日水曜日

若い力

先日は、なでしこジャパンが世界一という偉業を達成してくれたね。普段はさしてサッカーに興味がない僕だが、月曜日はスポーツニュースをテレビで探し回って観たね。でもサッカーは男女ともに本当に強くなったなぁ。僕はブログ等で前にも若い世代の人達の能力の高さを書いているが、やはり感じるのは彼らはいい意味で自分の専門を持っている事が特徴だと思うね。「広く浅く」ではなく「特定分野に深く」という感じかな。それと何といっても真面目で、そして自分の夢に邁進している人達が多いと感じるなぁ。僕の後輩見ていても思うね。真面目で、僕らの世代のように若い頃に遊び呆けていない。少し生真面目すぎるかな?とも思うけど、純粋だから吸収も早いしね。なので僕もまだまだ負けられないという気持ちになる。そして僕もいつまでも切磋琢磨できる若い気持ちでいられたら、と思います。

先週の土曜日、野球の練習をしました。僕を入れて4人しか集まらなかったけど、4人でも結構まともな練習ができるものだと思いました。その時来てくれたのは6月まで僕と同じ会社で働いていた後輩と、その後輩の小学校からの友人2人。全員25歳。20歳違う若物達と練習をするなんて考えてみると面白いね。でもスポーツには先輩後輩なんてないから、純粋にボール目掛けて動き回りました。初対面の友人2人は、僕の顔を見るなり「今日は宜しくお願いします!」と、握手してきたんだけど、嬉しかったね。「気持ちいい子達だな」って感動しました。本当にスポーツが好きみたいで、「また来ます!」と言ってくれました。良かった、人数が少ないとガッカリしないで。また遊びたいね。

今、東京の大森(品川区)に会社が移ったんだけど、最近ウチの会社にいろいろ話を持ちかけてくれるメーカーさんも偶然大森に事務所があり、先日そこの営業部長さん達と飲み会をしました。その時にその営業部長さん(55歳前後)がこんな話をしてくれました。

「実はウチも人材を探しているんだよ。メンバーが歳とってきたからね。でもウチのトップ連中は、即戦力しか望まないのよ。つまりベテランでこの業界に長くいる人間という事だよ。でもね、僕は若い人達を多く雇って若者に少しでも託す形にしないとダメだと思うんだよね。これから高齢化していく日本にとって、若者は宝なんだよ。でもウチは雇用しないんだよね。多くの会社も何故か即戦力を望むんだよ。僕はその考えはけしからんと思うね。」

このオヤジさんは僕に考えが近いなって思いました。これからの日本は若者が背負うのだから、若者に対してもっと投資しないとダメだよね。気がついたら老人だらけだったという社会が現実になる前に、若者の力の重要さを早く日本全体で気づいてほしいと思う今日この頃でした。

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