The Journal において今日、田中良紹さんの投稿が載せられていた。『天罰』というタイトルだ。 実際に地震・津波・そして原発事故の3重の苦しみを味わっている福島の方々に対してはこの言葉を使う事は申し訳なく思うが、しかし原発事故に関しては、特に関東地方住民にとってはこの事故は天罰だと僕も思う。元々は原子力発電所に対する「多くの人の無関心」がこの事故の奥深い原因にあると思う。僕もその1人だ。原子力爆弾による被爆を過去に受けていたにも関わらず、その苦しみも子供の頃から親や学校やテレビなので充分に教えられたのに、同じ原子力を使用する「発電所」に対しての危険度を理解しようともしていなかった。世界に原子力発電所を売る戦略には多少の違和感はあったが、しかし違和感止まりでそれ以上の深い考察もしなかった。作業員の被爆問題も知っていたが、「原子力発電所は安全だ」という言葉を鵜呑みにしていた。昨日、海水に高放射線量の汚水を大量に流したと政府及び東京電力は発表した。僕はこの事実のみを受け止める事にしている。それまでの対策に不備があったのかも知れない。しかし、このような事に及んだ本当の事実はその内に明かされるであろう。なので今は一時も早くこの原発事故が鎮静化する事を祈るとともに、実際に復旧作業を必死に行っている方々を称えながら、世界の方々に日本人はお詫びをしなければならないと思う。
優しい音楽を聴いて、そして心を洗おう。目覚めよう。日本人はエコノミック・アニマルになり過ぎたのだ。世界の環境を守るべく、1人の国際人として責任ある行動を取らなければならない。大きな海々が世界を繋いでいるのである。世界は一つなのである。環境汚染での「ガラパゴス化」はやめにしなければならない。
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