2011年4月3日日曜日

HanoiRocks♪ ~Rockバカ(笑)~


最近、また少しずつ音楽を聴く気になってきた。数日前に購入した Micheal Monroe の新作『Sensory Overdrive』を聴いて「こりゃまたド・ド・ド・直球な作品だな(笑)」と、何とも”マイケルらしさ”にニヤリとさせられ、今はHanoiRocksの2003年の復活後の作品を聴きながらこのブログを買いとりますです。(3作出して解散しちゃったけどね。残念(T_T)) 以前(約5年前)に、僕はブログで復活前までのHanoiRocksを書いていたことがある。(その位大好き)
「HanoiRocks!!!」
「HanoiRocks2!!!」
「HanoiRocks3!!!」
「続きは次回に♪」なんて言いながら、その頃はブログをやめてしまった。大ウソツキだ(笑)。まぁそんな事はどうでもいいが、第一次HanoiRocksを一言で言えば「支離滅裂なハチャメチャバンド」である。音楽性の高さ・演奏テクニックなんて微塵も感じない。殆ど素人丸出し。しかし何ともかっこいい。何と彼らは16歳程度でバンドを開始し、17.8歳にデビューして解散時は22.3歳の頃という、若さゆえの爆発という感じそのものだった。しかもフィンランド出身という。当時はフィンランドにはロックバンドなど殆ど存在しなかったらしい。当時の僕の友人(高校~浪人時代)は1人以外はこのバンドを酷評。なので当時はこのバンドの良さを知る数少ない1人、という変な優越感もあった(笑) 今回は復活後の3作を書き連ねる。
1.[Twelve Shots On The Rocks]
復活を飾る渾身の一撃!!!とも言うべき素晴らしい作品。「過去のHanoiRocksらしからぬ音の重さとハードさ」という意見も多いが、それはこの作品の音楽面(サウンド・楽曲)にマイケルが大きく関わっているためだと思う。以前のHanoiRocksは殆ど音楽面ではアンディのワンマンバンドだったため、この作品で初めてマイケルがアンディと対等な立場で音楽面で融合したと言えると思うのだ。僕はこの作品を聴いた後、「もうこれからはストーンズを聴く機会がメッキリ減るだろうな。」と思ったものだ。ストーンズを超えたと思ったよ、はっきりと。いやそりゃストーンズは偉大だし、大好きですけどね。でもこの作品を聴いたら、僕の気持ちも何となくわかるのではないか、と。その位名作だと思います。この作品は僕が結婚した翌年に出た作品という事もあり、カミサンにも相当聴かせた。なのでカミサンも割りとお気に入りです。
[お奨め曲]
・Obscured
・People Like Me
・In My Darkness Moment
・A Day Late, A Doller Short
・Watch This
・Gypsy Boots
2.[Another Hostile Takeover]
過去の魅力であった『音楽的支離滅裂さ』を思い起こさせる、彼ら(というかアンディ)特有の『いいんだか悪いんだか分からないヘンテコメロディ』を炸裂させた復活第2弾!この作品は聴けば聴くほど好きになった。(つまり最初は「うーん、何だかなぁ(笑)」という印象)この作品が好きだ!!と言う人は明らかに彼らの中毒症であると断言できる。しかし所々に見せる甘く切ないメロディラインが秀逸!
[お奨め曲]
・Back in Ya Face
・Love
・Eternal Optimist
・You Make the Earth Move
3.[Street Poetry]
うほほ、また凄いカッコいい作品を作ったなぁ!!この作品を最初に聴いた印象だった。兎に角楽曲のまとまりぶりとカッコよさは3作品で一番だと思う。深さという点で少し物足りないが、でもここまでの作品を作る事ができるなんて、ここまで応援して来た甲斐があるってもんだ(号泣)。あまりにもシンプルでストレートな『ロック賛美曲』みたいな曲もあり、かなり楽しませてくれる。
[お奨め曲]
・Hypermobile
・Street Poetry
・Fashion
・Teenage Revolution
・Worth Your Weight in Gold
いやいや、僕の中ではHanoiRocksの存在と地位はかなり高い。もし誰かに「Rockとは何ぞや?」と聞かれたら、僕は「ストーンズ、エアロ、ドールズ、ピストルズ、そしてハノイロックスを聞いてみなよ」と言うでしょう。その位の「素晴らしきB級バンドの代表」です。




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