2010年12月31日金曜日

我思う故に我あり 「自助」

自助という言葉について、思いつくままに書いてみたい。
「自助」とは、『他人の力を借りず、自分の力だけで事を成し遂げる事』とある。(大辞林)素晴らしい言葉です。一人の大人として、胸に刻まなければならない言葉だと思います。なので、なるべく出来る事は進んで自ら行うようには心がけています。
しかし、僕は不器用で不勉強だからか、自分で完結できない事にちょくちょく遭遇する。仕事でもそうだし、実生活でも洗濯や片付け・掃除は苦手だし、子供と話していて「パパ、○○ってなぁに?」という問いに答えられなかったり、遊びも思いつかなかったりする。それでも極力勉強してできるように努力するのだが、実はその学びのコンテンツ(辞書・辞典・インターネット・技術本など)は自分以外の人達の努力によりもたらされている事を改めて知るのである。よくよく考えてみれば、蛇口を捻れば水が出る事・スイッチを入れれば明かりがつく事・コンセントからは電気が供給される事・川や公園が保全されている事・道路が平らな事・日常当たり前に見過ごす事に、多くの人達の努力が注がれているのだ。この多くの「他助」を得る事で生活や学びが行え、そのおかげで自助が実現している。
そう。僕から言わせれば「自助」とは「多くの他助の恩恵に対する、些細な恩返し」なのだ。
...うーん、イマイチの出来かな...(詩人気取り(笑))

0 件のコメント:

コメントを投稿