2011年5月28日土曜日

見た目が大切(オヤジまたしてもカミサンに完敗) ~オヤジなりに食を考える Part7~


先日、僕が夕食を担当する事になり、「焼き鳥を作ったる!」と家族に豪語して材料を購入した。
・鳥もも肉 2枚
・鳥皮 1パック
・鳥砂肝 1パック
・焼き鳥のタレ
タレは裏の材料を見て「俺でも作れそうだな...」と思っていたが、子供がタレ好きなので、あえてその道のプロ(?)の味を使う事にした。カミサンと子供二人は毎週日曜日に吹奏楽演奏の練習に出かける。僕はその間お留守番と、たま~に夕食係を担当する。「大丈夫!大船に乗った気持ちで楽しみにしていてくれ!」と家族を見送った。

ところが、良く考えたらウチには七輪も網もない(T_T)。なので、レンジで焼く事にした。
1.鳥皮と鳥ももを小さく焼き鳥サイズに切る。
2.タレを付ける。
3.耐熱皿に並べる。
4.レンジをオーブンモードに切り替え、焼く。
それだけ。なんて簡単なのか。それを丸皿にそれなりに綺麗に並べていると家族が帰宅。ジャストタイミング♪
「ほら、焼き鳥だよ~ん。美味しそうでしょ?」
子供、反応なし。あれ?なぜなぜ?なかなか美味しく出来たつもりなのに。すると長女が一言「これ、焼き鳥じゃないじゃん。串に刺さってないよ!」

━━(゚Д゚)━( ゚Д)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(Д゚ )━(゚Д゚)━━!!!!

なにぃ!?「焼き鳥は串に刺さっているものだ」とは誰が決めたんじゃい!焼き鳥っつーのはなぁ、焼いた鳥の事なんだよ!!...なーんて大人げない事は考えず、「そうか、でも美味しいんだよ」と優しく勧めてみた。でも子供は納得せずに1切れ食べて「いらなーい。味薄いから。」

ゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!

「お前らの健康を考えているから、あえてタレを控えめに付けて焼いたんじゃい!!」なーんて怒りもせず、仕方なくカミサンと二人で食べた。

次の日、「あー、そういえばまだ鳥もも1枚と、砂肝が残っていたな。砂肝なんてどうせ子供は食べないから、帰ってから自分でフライパンで焼いて食べるか」と考えながら帰宅。するとビックリ!何と綺麗に串に刺さった焼き鳥ちゃんが食卓の上に置いてあった。しかも砂肝も鳥もも肉もまさに焼き鳥サイズに丁寧に切られていた。味付けも最高!奴(カミサン)は焼き鳥職人なのか??

・・・また負けたよ、カミサンに...完敗 orz

今回の一言: 料理は見た目である

その様子を絵で表現してみた。写真撮っておけよ、みたいな。しかし自分で言うのも何だが、脱力感満載の絵だ。まるでアメリカ・インディーレーベルのロックアーティストのCDジャケットのようだ。

追伸:
実は未だにどうやって串に刺して焼いたのかを、カミサンに聞いていない。会社でこの話を話題にしたら、会社の内務の女性(料理好きの主婦)が「きっと串を少し濡らして、グリルで焼いたんじゃない?奥さんに聞いてみなよ」と言っていた。しかしまだ聞けずにいる。この変なプライドが、きっと僕の人生をあらゆる面で阻害しているのだろう orz

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