一昨日(日曜日)は、かみさんが吹奏楽の練習の為、僕と子供達の3人になった。夜ごはんは僕が作る事になり、以前から作ってみたかった『つくね』に挑戦してみた。SMAPの中居君が前によく作っていた、鶏軟骨入りのつくねを作りたかったのだ。ワクワクしながら食材を買いに行った。
1.鶏のひき肉と、みじん切りにした玉ねぎを混ぜる。(本当は長いもをすり入れて繋ぎにした方が良いのだが、買うのを忘れてしまった)
2.卵を入れてまた混ぜる。
3.割り箸に楕円形に長く付ける。
4.フライパンで弱火でじっくり焼く。
5.醤油・みりんを合わせたタレを最後にかける。
娘が「つくねを混ぜる!割り箸にくっつける!」というので、その行程は娘に任せて、僕はタレ作りと焼く事を担当した。長いもの繋ぎがないので割り箸に付ける時にボロボロ取れてうまくできない。娘は文句を言いながらも、小麦粉をまぶしながら付けていった。ウチのフライパンは年期ものなので、どうしても焼いていると焦げ付く。ちょいと見た目が悪くなったが、まぁなんとか許してもらえる範疇かな?と思いながら完成。つくねの他に、息子が好きな鶏皮も焼いた。
娘はつくねを食べて一言。
「ニガい。まずい。」
まっまずいだと~!? 一口食べてみた。「...いや、イケテるなぁ」
娘は更に一言。「これさぁ、玉ねぎデカイんだよ。もっと小さく切ってほしかった」
子供と大人の味覚の差なのか?何という悲劇(T_T)。こちらが美味しいと思って作ったものが受け入れられないとは。息子も「ニガい。おいしくなーい。」鶏皮だけ1本食べて、ご飯を食べて「ごちそうさま~」ときた。娘はその後もブツブツ言っていたので、大人げなく「あーあーどうもすみませんでしたね。」と言いながらその他の焼き鳥のネタをせっせと串に刺していた。(砂肝・軟骨・ねぎま)
息子がその後「お腹すいたな~」というので、「...じゃあ冷凍のつくねを温めてあげるよ。」と冷凍食品を温めた。息子はパクパク食べながら「ウマ~♪うひょ~♪」と何とも幸せそうに叫びながら食べていた。何という無力感。僕は冷凍食品に完敗したのだった。 orz
娘は「...これはつくねじゃないよ(笑)ただの肉団子だよ」と言った事に少しだけ救われた。「パパの作ったつくねの方が美味しいよね?」と訊くと「...いや...」とつれない返事が返ってきたけど(T_T)
かみさんが帰ってきて、つくねを見て一言。「おお!随分美味しそうに出来たじゃん♪」そして早速一口。「いける!美味い!やるね、パパ!」どうやらお世辞ではないらしい。大人の味覚と子供の味覚の差を痛感した1日だった。
娘や息子の評価をかみさんに聞かせると、「ふふふ。子供のごはんを作る苦労がわかったか(笑)」尊敬します。我が妻よ。
次の日(昨日)、家に帰ったら、僕が仕込んでおいた焼き鳥が見事な塩焼きでテーブルの上に置いてあった。極ウマ!!塩水に漬けたあと、グリルで焼いたらしい。1つ学んだ。
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